令和二年以降のスモールビジネスの生き方
今年もいよいよ最終日になりました。
一年間、ありがとうございました!
令和元年最後のメルマガは
これからの時代のスモールビジネスが
直面する危機とチャンスについて
お話したいと思います。
これからの日本を、10年、20年のスパンで考えたとき、我々スモールビジネスは大きな危機とチャンスを迎えます。
まず、我々が迎える危機。
それはもちろん、人口減少です。
人口が減るって、めちゃめちゃヤバいことです。
まず、お客さんの総数が減ります。
人口が減ってるんだから、お客さんの数が減るのは当たり前です。
さらに、少子化の影響で23歳から60歳までの労働人口も減ります。
労働人口が減ると、人が雇えなくなります。
労働需要と供給のバランスが崩れるので賃金はどんどん上がりますし、年休も十分とらせないと、採用すらままならなくなります。
つまり、雇用はリスクになります。
そして、労働人口というのは一番消費力のある世代でもあります。
消費する層が減るわけですから、経済は回りにくくなります。
経済が回らなくてもインフラや医療・福祉は維持しないといけないので、税金はどんどん上がります。
消費税はまだまだ上がるでしょうし、2023年10月にはインボイス制度も始まります。
インボイス制度によって課税売上1000万以下のスモールビジネスはかなり辛い状況になる可能性があります。
インボイス制度についてはなかなか複雑なので、興味がある方は調べてみてください。
さて、ここまでお話してきたように、これからの日本はますます厳しい時代に突入します。
ただし、その厳しい時期を抜けると、状況は一変する可能性があります。
というのも、過去に人口減少が起こったことが無いかというと、そうでもないんです。
世界各地で急激な人口減少は何度も起こっています。
どの社会でも人口が激減している最中は、大変な混乱が起こります。
その時期に潰れるビジネスもたくさん出てきます。
しかし、その冬の時代を生き残れば、その後に広がるのは、ライバルが消えた世界です。
つまり、この人口減少時代においては、まず「生き残る」ことを念頭に置いたビジネス活動が重要だ、ということ。
ビジネスが生き残るには生きていくために必要な利益=生存利益の確保が欠かせません。
生存利益を確保するには、
1.高単価高利益の商品を用意し、お客さんが減っても利益が確保できる体制を作る
2.高単価商品を買える優良顧客を確保する
3.優良顧客を手放さないように、関係性作りの仕組みを持つ
4.拡大成長を目指すより、適正なビジネス規模を維持する
5.雇用はリスク。
家族営業レベルが一番生きやすい。
これが基本軸になります。
ただただ目先の客数や売上だけに目を向けているだけだと、人口減少社会の中で戦えません。
少ないお客さんでも生存利益を確保できる高単価高利益体質の経営に移行することが重要です。
そうして冬の時代を生き残れば、人口減少が一服したときに、残された果実を手に出来ます。
私は、私が関わった経営者さんたちにビジネスを末永く続けてほしいと願っています。
そのためにも、これからの時代にあったビジネスのあり方を目指してください。
令和元年、本当にお世話になりました。
令和二年も、明るく楽しくビジネスをしましょう!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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