常連客が来店しなくなる理由を考える
「最近、あの常連さん来ないな」
「●●さん、今月見てないね~」
こんなこと、ありませんか?
常連客が来なくなると、
心配になりますよね。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
マーケティングを組み立てる順番。
鉄則は「影響が大きいところから」
影響が大きいところから
改善をすれば、
それだけ大きな
リターンを得られるからです。
私たち地域密着型のビジネスで
一番影響が大きいのは
常連客の数です。
そこで、マーケティングの
仕組みを作り上げるときには
「常連客対策」から始めるべきです。
なかでも、常連客を失わない
「失客対策」をしっかりやりましょう。
そうでなければ、
いくらお客さんを増やしても
どんどん失うことになるから。
■常連客が来なくなる理由はなに?
あなたのお店に足しげく
通ってくれる常連客。
ありがたい存在ですよね。
そんな常連客が来なくなる・・・。
精神的にもショックですが、
経営的にも大打撃です。
私も何度も経験してるんですよ。
今までずっと通ってきてくれていた
常連客が来なくなって・・・。
悲しい気持ちになります。
でも、悲しんでばかりも居られない。
だから来店しなくなった理由を
調べたことがあります。
皆さんは調べたことありますか?
過去1年間、
来店していない人を
ピックアップして、
理由をチェックしてみました。
主だった理由はこんな感じ。
◆認知症になった
◆施設に入所した
◆家族のもとに引っ越した
薬屋は高齢者が中心顧客なので
来店しなくなった、というより
来店できなくなった、という理由が
多かったんですよね。
でも、一番多かった理由は
上記のいずれでもありません。
来店しなくなった理由で
一番多かったのは
「特に理由は無い」でした。
ハッキリした理由がないんです。
対象者に電話で
ヒアリングをしたんですが
明確な理由が無かったんです。
忙しくてつい足が遠のいて
「何となく」来店しなくなった、とか
来店しなきゃと思いつつ、
つい忘れて「何となく」・・・とか。
つまり、来店の優先順位が
どんどん下がっていたんです。
お店のことを思い出さなく
なっていたんです。
だから来店しなくなる。
「何となく失客」とでも呼ぶべき
悲しい事態が起こってたんです。
この「何となく失客」は
あらゆる業種でも起こっています。
実は業種を問わず、
一番多い失客理由が
何となく、なんです。
「何となく失客」の対策は
主に2つあります。
■ニュースレターで定期的に接触する
「何となく失客」を防ぐ
一番良い方法は
時々あなたのことを
思い出してもらうことです。
何のきっかけもなしに
常連客があなたのお店のことを
思い出してくれることは
まずありません。
ですからあなたの方から働きかけて
思い出させなきゃいけないんです。
そうしないと大切な常連客は
他所のお店に行ってしまいます。
そのために一番良いツールは
ニュースレターです。
毎月お客さんの手元に
ニュースレターが届けば
お客さんは読んでくれます。
読むだけでなく、
あなたの顔や声、人となりを
思い出してくれます。
失客のリスクを
一つ消すことが出来るんです。
お役立ち情報を書いておけば
あなたへの信頼感も
ますます高くなります。
それに、来店する理由を
作ってあげることも出来ます。
■来店する理由が必要
あなたのお店を
思い出してもらえても、
来店する理由が無ければ
来店してもらえません。
そこで常連客が喜んで
来店したくなるような
キッカケが必要なんです。
例えばセミナーだったり、
プレゼント企画やセールなど、
店頭イベントの案内を入れてみる。
お客さんが興味を持つ
イベントの情報があれば
「行かなきゃ!」って気持ちを
起こさせることが出来ます。
商品情報も良いですよ。
新しい商品を紹介したり、
既存の商品の最新情報や
別の使い方を伝えるのもアリ。
商品のことを熱く語って
「買いたい!」という気持ちを
呼び起こすことが出来れば
来店するキッカケに出来ます。
常連客を失う一番の理由。
「何となく失客」を防ぐには
ニュースレターが一番有効です。
あなたの大切な常連客を守ることが
マーケティングの基礎を作ります。
常連客への定期的な接触、
忘れないでくださいね。
■繁盛店になるためのまとめ
1.失客の理由第一位は「何となく」
2.定期的な接触で思い出させる
3.来店するきっかけを作ってあげる
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
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コメント2件
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こんにちは。
コメントありがとうございます。私も家業の商売をサポートしているので、お気持ちはよ~く分かります。
もし良ければ、無料相談をご利用ください。
改善のキッカケが見つかるかと思います。
最近、何ヵ月か過ぎても来ない客がおり、その影響でお客さんが来なくイライラが募られる日があったりします。