顧客像を決める3つの方法
創業セミナーをやる時、
参加者の方のビジネスモデルを
確認する時間を取っています。
その時間、参加者の方に
真っ先に確認するのは
「お客さんはどんな人ですか?」
です。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
顧客はマーケティングの
全体像を決める。
売るものも、売り方も
顧客像で決まります。
お客さんが欲しがる商品じゃなければ
買ってもらえないですよね。
お客さんが買いやすい売り方じゃないと
やっぱり買ってもらえません。
だから、マーケティングには
顧客像を決めることが
絶対欠かせないんです。
でも、顧客像を考えるのって
意外と難しくて。
「あなたのお客さんは
どんな人ですか?」って聞いて
答えられる方は少ないんです。
じゃあ、顧客像をどんな風に
考えれば良いかをお話しますね。
■常連客の共通点を探す
一番簡単な方法は
あなたのお店の常連客の
共通点を探すことです。
常連客と同じような
特徴を持つ人だったら
あなたのお店に来てくれる
可能性は高いですよね。
共通点を探すポイントは
以下の3つです。
1.属性
・年齢
・性別
・住んでいるところ
・収入
・家族構成
こんな切り口で見てみたら
何か共通するところは無いですか?
属性の切り口は
わりと考えやすいですよね。
でも、属性だけでは不十分。
次の2つが重要です。
2.価値観
常連客の皆さんが
共通して持っている
価値観って無いですか?
大切にしている考えも、
顧客像を設定する
切り口になります。
3.悩みや望み
常連さんは、似たような
悩みや望みを口にしてませんか?
あなたのお店に初めて来たとき
同じような悩みを
抱えていませんでしたか?
上の3つの切り口で考えることで
明確な顧客像を設定できます。
顧客像が明らかになったら、
その顧客が喜ぶ商品選びや店づくり、
広告宣伝をすればいいというわけです。
■自分自身の経験から顧客像を導き出す
「常連さんがいない場合は
どうしたら良いの?」って
思われるかもしれないですね。
創業セミナーの時に
顧客像が答えられないのは
まだ実際にお客さんに
接していないからです。
そんな時は次の2つの切り口で
考えてみても良いですね。
1つは自分自身の経験。
もう一つは商品の特徴です。
例えば私が開催している
夜の勉強会。
これ、思いついたのは
自分自身の経験からです。
午前中は薬局経営をして、
午後はコンサル業をやって。
日中にセミナーなんか
行く時間が無かったんです。
きっと、お店をやっている人は
私と同じように困ってるはず!
そこで勉強会のターゲットを
「成長意欲が高く、積極的に学んで
ビジネスに活かしたいけど、
日中は仕事が忙しい、
働き盛りの小さなビジネスオーナー」って
感じで設定しました。
あなたが今まで経験した
「困ったこと」「不便だったこと」、
「助かったこと」「嬉しかったこと」を
思い浮かべてみてください。
その時のあなたをモデルに
顧客像を考えてみると良いですよ!
■商品の特徴からターゲットを考える
もう一つの方法は、
商品の特徴から
顧客像を設定する方法です。
この方法が一番、
考えやすいかもしれないですね。
あなたが扱っている
メイン商品を思い浮かべてください。
その商品には、どんな特徴がありますか?
その商品を使えば、お客さんには
どんな良い変化が起こりますか?
その特長や変化を、
喉から手が出るほど欲しがるのは
どんなお客さんですか?
属性や価値観、悩みや望みの切り口で
お客さん像を考えてみてください。
顧客像が決まったら、
あとはお客さんが喜ぶような
商品やサービスを選び、
売り方を作ることが出来ます。
マーケティングを始めるときは
お客さんのことから考える。
ぜひやってみてくださいね!
■繁盛店になるためのまとめ
1.常連客から顧客像を考える
2.自分の経験から顧客像を考える
3.商品の特徴から顧客像を考える
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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