突然消える常連客の正体
ある日突然、常連客が来なくなる。
なぜ、そんなことになってしまうのか。
先日、福岡市で行われた、とあるワークショップに参加してきました。
そのワークショップのメインテーマは商店街の活性化だったんですが、そこでお聞きした話で、非常に興味深いお話がありました。
それが「突然消える常連客」の話。
この話をして下さったのは福岡大学の教授です。
その先生はヘビーユーザーの研究に長年取り組んでこられた方。
その先生は、常連客=ヘビーユーザーには、3つの種類がある、というんですね。
1つめのヘビーユーザータイプは「好き」タイプ。
そのお店が好きで能動的に来店しているお客さん。
2つめのヘビーユーザータイプは「ヤスイ」タイプ。
安いからそのお店で買い物をしているお客さん。
この「ヤスイ」には価格が「安い」というのはもちろん、来店しやすい、とか話しやすい、買いやすいなども含まれます。
そして3つ目のヘビーユーザーは、習慣タイプ。
親の代から来ている、とか、以前から来ているから、など、特に明確な理由がないけど、来店し続けている人。
3種類の常連客=ヘビーユーザーのうち、ヤスイタイプと習慣タイプは、ある日突然来店が途絶えるそうです。
「安い」に反応する人は、より安いお店が出来た瞬間にそっちのお店に移ります。
なんとなく習慣で買い物している人は、気まぐれに来店を止めてしまいます。
この2つのタイプに手を打たなければ、客数は減る一方だ、というわけです。
まさにその通り!なんですよね。
では、どうすれば良いのか。
習慣的に来店している人には、来店の動機付けをしなきゃいけません。
あなたのお店の「強み」を磨き上げ、なんとなく来店しているだけの状態から、明確な理由があって来店するように仕向けなきゃいけないんですね。
そして「ヤスイ」タイプの方には、あなたやあなたのお店を好きになってもらう取り組みが必要。
そうすることで、お店から離れない「好き」タイプを増やしていって、客離れを防いでいけるわけです。
流れにするとこんな感じ。
◆習慣タイプ:理由もなく流出する
↓強みを磨いて来店理由を作り
↓ヤスイタイプに進化
◆ヤスイタイプ:競合が出来たら流出する
↓ニュースレターやイベントで
↓あなたを好きになってもらい
↓好きタイプに進化
◆好きタイプ:滅多に流出しない
もし###name###さんのお店で、以前はよく来ていた常連客が来なくなった、と感じることがあれば、上記の2つのタイプの常連客が多いからです。
その時は、強みを磨くことと、好きになってもらう取り組みを急いで始めてください。
ただでさえ人口が減っている今、生き残りのポイントはスピードです。
お客さんがいなくなる前に、取り組み始めてくださいね!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
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