想いを伝えて販促する
とある起業創業セミナーで驚きの発言が飛び出しました。
それは2日間の研修の終了間際、参加者のビジネスプランを発表してもらう時でした。
その発表者さんのプレゼンは非常によく出来ていました。
なぜ、今自分はそのビジネスをしたいのか。
今までの経験から、その方のお客さんが抱えている課題を話し、好きなことを諦めなければいけなくなっていることを話してくれました。
そのうえで、自分の技術や経験を活かし、その方たちをどう救ってあげられるのか、楽しませてあげられるのかを、熱を込めて話してくれたんですね。
その発表が終わり、質疑応答に移った時、驚くような発言が飛び出しました。
たまたまセミナーに同席していたとある金融機関の方が
「私たちが支援します。
資金の心配はしないでください。」
と発言したんです。
正直、ビックリしました。
単なるプレゼンの段階で、これほどここまで積極的な支援の申し出があるなんて!
なぜ、こんな申し出があったのか。
もちろん、発表者さんのビジネスプランが有望だったのは間違いありません。
需要があり、ライバルが少なく、しかもビジネスを実現できるだけの技術と経験を持っている。
でもきっと、それだけではありません。
今までも、非常に有望で優秀な創業希望者さんはたくさんいました。
では、なぜこの発表者さんだけがこれほどの言葉をかけられたのか。
それは、発表者さんの想いが我々の心を強く揺さぶり、応援したい!と思わせたからです。
発表者さんの価値観や世界観に共感し、その方が思い描くような社会であってほしい、と共感したからなんですね。
経営者の想いには、人を感化する力があります。
その価値観や世界観に触れ、共感し、自分もその仲間に加わりたい!と思わせる効果があるんです。
ファンになる、というのはこういうことなんです。
あなたは、あなたの想いをお客さんに伝えていますか?
お客さんにどうなって欲しいのか。
お客さんがどうなったら嬉しいのか。
なぜ、そう思うようになったのか。
具体的なキッカケは何だったのか?
お客さんに今まで以上に幸せになってもらうために、どんなことが必要なのか。
そのために、あなた自身がどんなこだわりや努力をしているのか。
お客さんにはどんなことをしてほしいのか。
それを伝えているでしょうか?
そういう、あなたの想いがお客さんをファンにするんです。
実は私の店でも、想いを伝えるためにお手紙を出しています。
店として、お客さんに、いつまでも元気でいてほしいという想い。
そのために必要な事は何か。
店としてのこだわりは何か。
また、接客したスタッフそれぞれの想いを手紙にしたためたものも一緒にお渡ししています。
その手紙を読んで、店やスタッフの想いをしっかり伝えていくことで、お客さんの心をつかみたいからです。
一度ファンになってくれたお客さんは、その後長く通い続けてくれますし、私たちに何でも相談してくれるようになります。
信頼関係がしっかりできるので、お薬や生活習慣の改善提案も素直に耳を傾けてくれます。
リピート率が以前の3倍近くまで跳ね上がっているのも、こうして想いを伝えているからです。
想いは人を感化して、ファンにする力があります。
お客さんをファンにすることこそ、最強の販促手法です。
あなたの想いをお客さんに伝える工夫、してみてくださいね!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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