売るためには聞き手に回る
小さなビジネスを中長期的に繁盛させるためには、お客さんに好かれ、信頼されることが一番のポイントになります。
人口が減り続ける社会で繁盛するためには、一人のお客さんから得られる累計の売上高を高める必要があります。
つまり、一人のお客さんに末永く来店し、購入してもらうことで、5年10年と繁盛を続ける秘訣なんです。
長く通ってもらうためには、お客さんに好かれなければなりません。
名著中の名著として知られる「影響力の武器」には「人に好かれる六原則」という章があります。
そこに書いてあるのは・・・
影響力の武器に書かれている人に好かれる六原則を紹介しますね。
1.誠実な関心を寄せる
2.笑顔を忘れない
3.名前を覚える
4.聞き手に回る
5.関心のありかを見抜く
6.心からほめる
この6つです。
笑顔でお客さんに接するのは、商売人としては当たり前ですし、お客さんの名前を覚えることが大切なこともよくご存じだと思います。
それに、お客さんをほめることも。
さて、残りの3つが
◆誠実な関心を寄せる
◆聞き手に回る
◆関心のありかを見抜く
です。
人間は基本的に、自分の話をしたい生き物です。
人に話を聞いてほしいし、話を聞いてくれる人が大好きです。
きっとあなたもそうですよね?
もしあなたが、お客さんの悩みを解決したり、相談を受けたりする業種であれば、ここにも手を打つことが出来ます。
やり方は2つあります。
今日はそのうちの一つをご紹介します。
もし、初めて来店してくれたお客さんに、御悩み事をヒアリングしたり、問診票の記載をしてもらってるなら、その問診票を今まで以上に充実させましょう。
できるだけ細かく、詳しい問診票にするわけです。
すると、問診するためにたくさんお客さんの話を聞くことになります。
自然に「聞き手に回る」ことが出来ますね。
それに、細かく詳しく話を聞くわけですから、「誠実な関心を寄せる」ことも出来ます。
さらに、詳しく話を聞くことで、
お客さんが何に関心を持っているか、知ることが出来るようになります。
実際、私の薬局でも、オリジナルの問診票を作ることで、客単価は一気に跳ね上がりました。
お客さんが
「あぁ、しっかり話を聞いてくれた」
「ここは真剣に話を聞いてくれる。他のところとは違う!」
と感じてくれるようになりました。
もちろん、細かい問診票を使うことで、初回の相談時間は1~2時間かかります。
でも、その時間を費やすことで、お客さんの心をがっちりつかみ、信頼と好意を獲得できるわけです。
お客さんの心をつかむためには、初回の接客が重要です。
そこで信頼と好意を作り上げれば、その後、良い関係が長く続きます。
提案も受け入れてもらえるし、次回の予約もスムーズに受けられます。
逆に、初回でがっちり心を掴めなければ、次のチャンスは無いかもしれません。
誠実な関心を寄せ、聞き手に回り、お客さんの関心を知るための方法を考えてみてくださいね。
その工夫が出来れば、あなたのファンを増やせますよ!
明日は別の方法をお話しますね。
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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