自分の幸せを計画に反映していますか?

手段は手段であって目的ではない。
文章にすると当たり前ですが、手段と目的が入れ替わってしまったり、手段が目的になってしまうことがよくあります。
企業経営でも然りです。
どんな方でも、創業したときには、大なり小なり「こんなことをしたい!」「世の中にこんな価値を提供したい!」という理想があります。
しかし、経営を続けているうちに、その志が薄れていくことが少なくありません。
そしていつの間にか売上だけを気にするようになったり、利益の増減に一喜一憂するようになることがあります。
気が付いたら、経営が苦痛に感じるようになったり、辛く感じることもあるようです。
なぜ、経営が辛く感じてしまうのか。
その原因は、経営の重圧や苦労だけではないと思います。
どんな苦労でも、好きなことをしていれば苦痛や辛さは感じにくいものだからです。
経営を苦痛に感じる理由の一つは、「なりたい姿と異なっている」ことではないでしょうか?
幸せは「なりたい自分になる」ときに感じるものです。
いくらビジネスが成長しても、なりたい姿と異なっていれば不幸せです。
ですから私は経営計画を作るときには、必ず「経営理念」や「なりたい姿」の確認から始めます。
経営はある意味、経営者のなりたい姿を実現することです。
理想とかい離した計画を作っても意味がありません。
そのためには、自分自身の「なりたい姿」を自覚して、計画に反映するようにしましょう。
ワガママなようですが、経営者自身が幸せを感じられないようでは、末永く経営は続けられません。
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