2021-08-23
医療需要が激減?これが地方の現実
突然ですが、これは何のグラフでしょうか?
このグラフは、私の住む福岡県柳川市の医療需要を予測したグラフです。
青矢印で指しているのが柳川市の医療需要。
赤矢印が指しているのが全国平均です。
柳川市はずいぶん急に減少することが分かります。
私はコンサルタントであると同時に、薬局経営にも携わっています。
これだけ急に医療需要が減少するとなれば、経営的には大ダメージです。
ですから、当社では処方せん調剤だけでなく、漢方相談に注力しています。
高齢化社会にあって、医療は需要が続くビジネスだと思われる方も少なくありません。
しかし、現実には地域差が大きいのです。
地方は人口減少が激しいため、医療需要の落ち込みは早期に始まり、急激に進みます。
しかし、そのような現実を知っていれば、先回りで手を打つことができます。
情報はビジネスの生命線です。
情報を把握していれば、社会の変化に押しつぶされないよう、ビジネスの在り方を変えることができます。
あらゆるビジネスは変化対応業です。
高齢化だけでなく、技術革新や政治的な変化、生活様式や価値観の変化等、とめどなく変化が続いています。
その変化を把握し、対応しなければ、ビジネスは続けられません。
変化に対応するためには、経営計画を作ることが有効です。
計画を作るときには、必ず環境変化を分析し、対策を考えるからです。
ビジネスは変化対応業。変化を察知し、どう対策するか考えておきたいですね!
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