私は情報収集のためいくつかメルマガを購読しています。
先日、「発想源」というメルマガを読んでいて、こんなタイトルが目に留まりました。

それは「需要を切る決断力」というタイトルです。

メルマガには、こんなことが書いてありました。
「自分が求められている仕事が、自分のやりたい仕事と乖離していくことはよくある。」
「ビジネスチャンスと捉えるのも良いが、自分のためにならないということもある。」

これは確かに、思い当たる節があります。
私も「やりたい仕事」と「求められる仕事」が食い違っている、と感じることがあります。
中小企業診断士として求められるのは、補助金等の申請サポートが多いのです。

しかし、私としてはスモールビジネスの経営者さんに、「経営していて良かった」と思ってもらえる仕事を望んでいます。
そのために、経営計画の大切さやKPI、PDCAの重要性をお伝えしています。

今は補助金支援の需要は多く、明らかにビジネスチャンスです。
しかし、やりたい仕事をしないのなら、開業した意味がありません。
そこで現在は補助金の仕事を減らし、やりたい仕事に注力することにしました。

お金を取るか、夢を取るかの決断は人それぞれでしょう。
どちらが良いというわけでもありません。
ただ、定期的に自分の在り方を見直し、将来のために最適な決断をする機会を持つ方が良いと思います。

経営計画を作るのはそのような「在り方を見直す」機会を作ることになります。
夢と現実のバランスを取り、生存利益を確保しながら、自分のやりたいことを実現するためにも、定期的に計画を作ることをお勧めします。

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