コロナ禍の客数減を補う最大のポイントが分かる事例

【業態転換事例シリーズ】
コロナ禍を乗り切るための、新事業展開や業態転換のヒントになる事例を、「2021年中小企業白書」からご紹介。
成功のための気付きをシェアいたします。
【社名】
株式会社クローネ
【業種】
家具小売・卸売業
【規模】
従業員3名
資本金300万円
【従来の状況】
家具販売業を営む同社は、コロナの流行のあおりを受け、来店客の減少に見舞われました。
2020年4月の来店客数は前年比40%減。
売上も激減する事態となりました。
【取り組み】
そこで同社が取り組んだのは、ファンとの接点の増加。
具体的にはSNSでの発信を強化し、顧客とのコミュニケーションを強化しました。
また、インスタのライブ配信を行い、商品紹介や視聴者と一緒に新商品の企画なども行いました。
【取り組みの結果】
2020年3月~9月の売上は前年比60%~80%まで落ち込みましたが、取り組みが軌道に乗った2020年10月以降は前年を上回る水準に回復。
2021年3月の売上も前年と同程度の売上を確保する見込みとなっています。
【成功のポイント】
商売は結局、人と人との営み。
コミュニケーションを通じた顧客関係性はビジネスの基盤になります。
同社も顧客とのコミュニケーションを充実させ、ファンを生み出す仕組みを作ったことで、来店客数の減少を補い、売上回復に繋がりました。
【成功のポイント2】
普段から顧客とのコミュニケーションをしっかりとっているお店は、そうでないお店に比べコロナの影響が軽微で済んでいます。
ビジネスを支えるのは顧客との関係性の強さ。
日頃から顧客とのコミュニケーションを欠かさないようにしたいですね。
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