紙の販促ツールは死んだか?
LINEにTwitter、Instagram。
現代社会の販促ツールといえばとにもかくにもデジタル。
もう紙のDMなんか古い。
デジタルなツールじゃなきゃ今の時代は通用しない。
そんな風に思っていませんか?
でも、本当に紙媒体は死んだのか?
先日、とある封書が届きました。
内容は典型的なダイレクトメール。
お歳暮の特集です。
コレだけなら別に取り上げるほどのものじゃありません。
ただ1点、楽天市場から届いた案内、という部分を除けば。
楽天市場といえば、ECの超大手。
デジタルの権化のような企業です。
そんな企業でも、紙媒体を使った販促を行っているんです。
実は以前、Amazonからも紙媒体のDMが届いたことがありました。
デジタルで市場を席巻している二大企業が、なぜ紙媒体を使うのか?
それはもちろん、効果があるからです。
一般社団法人日本ダイレクトメール協会が発表した調査によると、
ダイレクトメールの開封・閲覧率は
- 自分宛て・・・74.3%
- 家族あてを含めた全体・・・61.1%
となっています。
メルマガの開封率は15%~20%と言われていますから、非常に高い値だというのが分かります。
行動喚起率も高いですよ。
DMを受け取った人のうち、何らかの行動をした人の割合はこんな感じ。
- DMを見てネットで調べた・・・6.7%
- 家族・友人と話題にした・・・4.1%
- 店に出かけた・・・3.5%
- 購入・利用した・・・2.6%
- 資料請求した・・・1.7%
- 問い合わせた・・・1.0%
- ネットに書き込んだ・・・0.8%
- 会員登録した・・・0.9%
- その他・・・0.5%
DMを受け取った人のうち、74.3%が開封して中を読み、そのうち30.2%の人が何かしらの行動をしてくれたわけです。
(DM受取1225通中、開封:910通、行動:275通)
メルマガの場合、クリック率は2%台がほとんど。
なぜそれだけの差がつくのか。
理由の一つは、受け取る量の違いでしょうね。
メルマガはDMに比べて、13倍近く送られています。
デジタルツールは、送り手にとっては効率が良い半面、お客さんからすると情報が埋もれやすいんですね。
しかも、デジタルネイティブと言われる若い世代でも反応が取れています。
本人宛のDMを受け取った20代男性の約50%、20代女性の約26%が、行動を起こしています。
つまり、世代を問わず紙媒体での販促はまだまだ効果が高い、ということ。
ちなみに20代の男女がDMを開封した理由も興味深いですよ。
「いつも使っているデジタルツールではなく、紙の郵便物が珍しかった」
「封書だと丁寧に扱われている感じがする」
「メールより読みごたえがある」
等の理由が挙げられています。
現代はデジタル全盛の時代。
皆がデジタルなコミュニケーションをしています。
販促は目立ってナンボ。
見てもらえなければ意味がありません。
なのに、他社と同じようなことをしても、埋もれてしまう、ということです。
デジタルな社会だからこそ、紙媒体が改めて注目されている。
だからAmazonも楽天も紙媒体で販促を始めています。
今はまだ、多くのライバルは紙の力に気づいていません。
今のうちに紙媒体での販促を始めましょう。
DMやニュースレターでの販促スキルを身に着ければ確かな差別化ポイントを手に入れられますよ!
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