パシュートに見たチーム作りの極意!
冬季オリンピックが終了しましたね~。
過去最高のメダル数、
本当に素晴らしい大会でした!
中でも私が注目したのは
パシュートという競技でした。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
パシュートとはスピードスケートの
競技の一つです。
3人1組でリンクを周回して、
最後の1人がゴールするまでの
タイムを競い合います。
先頭を滑る人は空気抵抗を受けるので
交互に先頭を入れ替えながら
体力の消耗を抑えるのが
勝利のポイントになる競技です。
このパシュート、3人のチーム力が
勝負を分ける競技なんですよね!
■チームの力>個人の力
パシュートの決勝戦、
日本は髙木 美帆さん、
髙木 菜那さん、佐藤 綾乃さんの
3名で試合に臨みました。
対するオランダ勢は強豪ぞろい。
個人戦の3000mでは表彰台を独占!
1500mでも金と銅を獲得!
個人の力では圧倒的な差!
普通に考えたら、この力の差を
ひっくり返すのは難しそう・・・。
でも、結果はご存知の通り。
個の力ではオランダに一歩譲る日本勢が
一番輝くメダルを獲得しました。
なぜ、個では勝てなかったのに
チームで勝つことが出来たのか。
それは、「まとまりの力」だと思います。
■チーム力をアップさせるには「まとまること」
パシュートって、3人の選手が
1列に並んで滑っていくんですよね。
なぜ1列に並ぶのかと言うと
空気抵抗を受けないためです。
滑る時のスピードは時速60キロ。
風速15m~20mの間くらいの風を
受けているのを変わりません。
風速15m~20mって、気象庁によると
「風に向かって歩けなくなり、
転倒する人も出る。
高所での作業はきわめて危険。」
というくらいの風の強さ。
こんな風に向かって滑っていくんです。
そりゃ、疲れますよね。
パシュートの大事なところは
先頭の人が風の抵抗を一手に引き受け、
後ろの二人の疲れを防ぐこと。
もし、隊列から40cm外れたら
先頭の人と同じ程度の
空気抵抗にさらされるそうです。
つまり、一糸乱れぬ隊列を保つ。
これが勝利の秘訣になるんです。
そこで日本勢の滑りを見ると
本当に隊列が整ってる!
正面から見ると、1人の人が
滑っているようにみえるくらい。
対するオランダは結構バラバラ。
隊列が乱れるシーンが
散見されていました。
そのため、中盤はオランダが
リードしていたものの、
終盤には日本が巻き返して
大勝利となりました。
まさに、日本勢はチームとして
まとまっていたから勝てた。
素晴らしいチーム力でした。
■想いを語り合い、方法を考え合う
個の力では勝てなくても
チームとしてまとまれば勝てる。
これはビジネスでも同じです。
会社やお店のスタッフが
個々バラバラの動きをしていたら
まとまりがなく、成果が出せません。
小さな会社やお店だからこそ
スタッフの力を一つにまとめ、
チーム力を発揮するように
していかなければならないんです。
新しく競技に採用された
マススタートで初代女王となった
高木菜那さんは、こう言っています。
「個々のレベルでは届かない
オランダのメンバーでしたが、
3年間チームパシュートにかけてきた思いや、
練習量は自分たちの方が
勝っているのはわかっていました。
自分たちを信じて
『自分たちの最高の滑りをするしかない』
ということに集中していたのが
よかったと思います」
日本チームはパシュートのために
科学的な分析を駆使し、
過酷な練習も積んでいました。
でも、選手が語ったのは
「チームパシュートにかける想い」
そして、練習量について。
きっと、何度も想いを語り合い
どうすれば現状を改善できるか
話し合ったのだろうと思います。
我々も同じです。
なぜ、この事業を続けたいのか。
その想いを共有できなければ
チーム力を上げることは出来ません。
ただ、想いを一つにするだけでも
チームは強くなりません。
想いを重ね合わせ、
十分なコミュニケーションを取り
改善の行動を実行し続ける。
チームとしてまとまるためには
想いの共有とコミュニケーションが
絶対に欠かせません。
どんなにすごいスキルも
個人的なテクニックも、
チームにまとまりがなければ
活かすことが出来ない。
パシュートの皆さんは
チーム力の大切さを教えてくれました。
我々小さな会社の経営者も
スタッフを1つにまとめ、
チーム力をアップさせて、
安定経営と成長の維持をしたいですね!
■繁盛店になるためのまとめ
1.チーム力>個の力
2.勝てるチームはまとまっている
3.想いを共有しコミュニケーションをとる
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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