スタッフを物心ともに豊かにしてあげたい
採用しては辞められる。
スタッフが全然定着しない。
その原因は、私自身でした。
スタッフの感情に配慮しない。
スタッフの考えを聞かない。
スタッフの働きをみて、
感謝することをしない。
だからスタッフの心に
不満と不安が渦巻く。
店内の雰囲気はギスギスして
自由に意見も言えない。
風通しが悪くなる。
その結果が、大量退職でした。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
スタッフが「この店で働きたい!」と
思えるような職場にしなければ
お店は立ち行かなくなります。
だから良いところ探しで
スタッフの努力を
よく観察するようにしました。
週1ミーティングで
自由に意見を言える雰囲気と
お互いに認め合う関係作りを。
採用では理念に合うかどうかを
採用基準にしました。
先日、弊社の薬剤師と
飲みに行って話を聞きました。
薬剤師って超売り手市場なんです。
どこの企業も、薬剤師であれば
誰でもいいから来てくれって
会社が多いんですよ。
以前のウチみたいに。
でも、彼からしたら、
そんな会社はつまらない、
自分の価値を見てくれないと
感じたんだそうです。
「面接で理念を語ってくれた。
それが良かったんです。」
と言ってくれました。
3年ほど取り組んで、
ようやく社内の雰囲気を
変えることが出来ました。
次の段階は、会社の目標と
スタッフの目標を重ねること。
■スタッフに喜んで仕事してほしい
経営者の仕事は
スタッフが輝ける場を
用意すること。
私はだんだん、スタッフに
仕事を通じて人生の喜びを
提供したいと思うようになりました。
どうすれば仕事に喜びを
感じることが出来るだろうか。
そんなことを考えてたんです。
人が幸せを感じられるのは
自分の思う通りに生きられた時です。
なので出来るだけ、スタッフの
意思や自主性を大切にしつつ
会社の方向性と重なるように
仕向けていきたい。
そのために考えたのが
「週報」を出してもらうことでした。
■ニトリがやっている観察分析判断
週報のフォーマットは
あのニトリがやっている
観察分析判断をモデルにしました。
フォーマットはシンプルです。
一番上は名前と日付。
その下に1週間の目標を書く欄。
目標は自分で立ててもらいます。
経営計画発表会やミーティングで
今、何をしなくちゃいけないかは
スタッフそれぞれが分かっています。
目標を自分自身で決めることで
「自分で決めたことに取り組める」
という楽しさを提供したいのです。
自分の思う通りに生きられるのが
幸せだと思うから、出来るだけ
自主性を持たせたいんです。
目標の下の欄は「観察」。
1週間取り組んだ結果を記入します。
良かったこと、悪かったこと、
それぞれを記入します。
ここは出来るだけ具体的に、
主観を入れないで書いてもらいます。
「観察」の次は「分析」。
良かったことの原因、
悪かったことの原因を
自己分析する欄です。
「分析」の下には「判断」。
良かったことや悪かったことの
原因を踏まえたうえで、
次週はどんな工夫をするのか。
それを記入してもらいます。
自分で考え、自分で検証し
工夫を重ねることで
仕事に面白みを感じてほしい。
いつもそう思っています。
一番下の欄には
来週の目標を書いてもらいます。
提出してもらった週報は
私が内容を見て、
赤ペンで返信を記入します。
書かれている内容には
あまりとやかく言いません。
経営方針と大幅にずれたことを
書くスタッフは少ないんです。
目標を具体的に書くことと、
期限を入れてもらうことだけ
徹底していますが。
スタッフが悩んでいるようなら
それに対するアドバイスを
書くこともあります。
でも返信内容のほとんどは、
スタッフの努力を読んで
感謝を伝える内容ですね。
■週報をやってみて気づいたこと
週報のフォーマットは
いわゆるPDCAです。
週報は2年ほど続けています。
スタッフの成長が
手に取るように分かって
私としても楽しいですよ。
それに、スゴク楽です(笑)
なにせ指示しなくても
自分で考えて動いてくれるから。
他にも、週報を書くことで
意外なメリットがありました。
1.本音を書いてくれる
面と向かって言えないことも
手紙だと言えることがあります。
週報はスタッフの心のなかを
さらけ出してくれるツールにも
なっているようです。
私と社長しか読まない、という
約束をしています。
だから書きやすいんでしょうね。
ちょっとした不満や不安、
逆に褒めてほしいことなんかが
よく現れているんですよ(笑)
私あスタッフに細かな
心配りをするのが本当に苦手。
鈍感なんです(笑)
そんな私には貴重な情報です。
不満が大きくなってしまう前に
何らかの手を打てるので
精神的にも楽になりました。
2.コミュニケーションの機会が増える
スタッフとの面談時間を
細かく取るのは意外と難しい。
お互い仕事を抱えてますしね。
週報でやり取りをすることで
コミュニケーションの機会を増やし
意思疎通を強固に出来ます。
お互いの考えを理解し合えれば
職場は居心地が良くなりますよね。
3.スタッフに教えてもらえる
週報を読んで、ハッと
気付かされることも多々あります。
「その視点は無かった!」とか
「そんなとらえ方もあるのか!」とか。
良い気付きについては
ミーティング等でシェアしています。
今店舗で取り組んでいる行動目標は
週報に書かれていたスタッフの
気付きをもとに設定しています。
4.スタッフの努力が見える
スタッフは毎日、本当によく
頑張ってくれています。
よく考えて仕事しています。
週報を通じて、彼らの努力を知れる。
スタッフに感謝すると同時に
もっと喜ばせてあげたくなります。
スタッフは1日の3分の1を
仕事をして過ごしています。
主体的で前向きに仕事すれば
彼らの毎日はもっと楽しくなる。
成果が出れば報酬や休暇で
お返しすることもできます。
スタッフを物心両面で
豊かにしてあげられる。
コミュニケーションと
スタッフへの理解を深め、
成長と充実感を提供できる
重要なツールになっています。
■繁盛店になるためのまとめ
1.週報で主体的な取り組みを促進
2.週報でPDCAを回す
3.文章だから出来るコミュニケーションもある
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