経営者をむしばむ「最悪の病」
朝から晩まで、休みの日も
バタバタ仕事しているのに
事業が成長していない。
生活も全然楽にならない。
何のために一生懸命頑張っているか
分からなくなってしまう。
何とかしたい!
こういうご相談、結構多いんです。
「バタバタ貧乏から抜け出したい」
というご相談。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
バタバタ貧乏から抜け出せる人と
いつまでもバタバタ貧乏のままの人。
この違いを生み出しているのは
ある「病」が原因です。
バタバタ貧乏から抜け出せなくなる、
経営者にとって最悪の「病」とは・・・。
■こうなるとバタバタ貧乏から抜け出せない
バタバタ貧乏自体は
決して悪いことじゃありません。
新しいことに挑戦したり
会社を変革しようとするときは
皆さん一時的にバタバタ貧乏に
なることが多いからです。
問題なのは、バタバタ貧乏状態が
いつまでも続いてしまうこと。
こうなると、ビジネスをするのが
本当に辛くなってしまいます。
バタバタ貧乏から抜け出せない方には
ある共通点があります。
それは「迷う」ということ。
チラシのテストをしたかと思えば
SNSマーケティングに浮気して、
地域の集まりで人脈作ろうとして。
アレもコレも手を出して
つまみ食いし放題。
それだけならまだ良いんです。
一番最悪な迷いは
「経営目標がふらふら動く」
ことです。
バタバタ貧乏から抜け出したいという方に
「10年後、どうなっていたいですか?」
と聞いてみると、よく分かります。
抜け出せない方は
答え=経営目標が
定まっていないんです。
コロコロ変わっちゃう。
■経営者が「迷い病」に陥る原因
今のビジネスをどうしたいのか
明確に意思を決められない。
10年後、自分がどうなっていたいのか
決まっていない。
今の店を長く続けたいのか、
多店舗展開したいのか、
地域密着でシェアを高めたいのか、
人に譲って他の事業をしたいのか、
どれが一番大切なのか決まってない。
アレでも良いけどコレでも良い。
昨日はアレだと思ってたけど
今日はコッチだと思ってる。
ゴールがふらふら動いてしまう。
だからゴールへ到達する道筋も変わる。
道筋が変わるから
アレもコレもと色々手を出す。
どれも中途半端だから
成果が出ない。
だからバタバタ貧乏から抜け出せない。
バタバタ貧乏のままになってしまう
「迷う病」の原因は
経営者が「自分の理想の将来像」を
決めていないからです。
■経営者をむしばむ迷い病の処方せん
経営者をバタバタ貧乏に陥れる
迷い病を克服する「処方せん」。
それは「自分を知ること」です。
自分の価値観はどんなものか。
自分が何を大切に感じ、
何をしたくないと思っているか。
自分自身の価値観ややりたいことが
よく分かっていないからこそ、
理想の将来像を決めることが出来ず
目標がふらふら変わってしまうんです。
自分自身の価値観がハッキリすれば
自分やお店の将来像を
思い描きやすくなります。
経営は理想と現実の
ギャップを埋めること。
理想の将来像がしっかり見えていれば
あとは現実とのギャップを埋めるだけ。
商品力が無ければ商品開拓をする。
集客力が無ければ、
様々な集客法をテストする。
人材育成が不十分なら、
人を育てる仕組みを試す。
テスト段階では一時的に
バタバタすることはあっても、
早晩、抜け出すことが出来ます。
自分自身の価値観を確かめるには
次の6つの質問に答えることです。
1.あなたは何をしたいですか?
2.あなたは何をしたくないですか?
3.あなたは何が出来ますか?
4.あなたに出来ないことは何ですか?
5.あなたがすべきことは何ですか?
6.あなたがすべきでないことは何ですか?
この問いに素直に答えてみてください。
したくないことや出来ないことも
考えることで、あなた自身の価値観が
さらに浮き彫りになります。
「人に頭を下げて仕事を貰うのは嫌だ!」とか
「仕事と家族との時間を両立したい」とか
「●●みたいな商売の仕方はすべきじゃない」とか
欲望丸出しの答えでOKです。
この質問の答えを紙に書いて
じっと眺めてみてください。
きっと、絶対に叶えたい目標と
曲げられない判断基準が見つかります。
その目標と判断基準があるからこそ
真っすぐに目標に向かって
行動することが出来るんです。
もし「自分の価値観って何だろう?」と
思うことがあったら、
上の問いの答えを考えてみてくださいね。
■繁盛店になるためのまとめ
1.バタバタ貧乏は誰にでも訪れる
2.バタバタ貧乏から抜けられないのは迷うから
3.6つの質問で迷いを晴らそう
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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