小さな会社経営は究極の自己満足
私が家業の薬屋の
経営立て直しに取り掛かったとき。
真っ先に行ったのは
1枚の紙に、社長の想いを
書き出すことでした。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
当時、家業の薬屋は
売上の下落がずっと続いていました。
もちろんお金の余裕もないし、
人手だって全然足りていない。
でも私は、立て直せると感じました。
それは、社長のコレがあったから。
■経営改善は1枚の紙から始めった
経営立て直しを始めるとき、
真っ先に取り組んだのが
社長と腹を割って話すこと。
もうね、毎日夜中まで
何度も何度も話しましたよ。
社長がなぜ薬屋を続けたいのか、
薬屋という仕事を通して
何を成し遂げたいのかって。
で、その話をコンパクトにまとめて
一枚の紙に書き出しました。
いわゆる、経営理念ってやつです。
経営理念っていうと
なんだか大仰な感じがしますね(笑)
でも社長と作った理念は
別にカッコいいものでも、
壮大なものでもありません(笑)
ただ純粋に、何のために
薬屋稼業をやり続けるのか、
まとめただけのシンプルなものです。
■何のために商売をするのか
経営には理念が大事って
よく言われますよね。
逆に、理念なんか要らないって
言う方もいらっしゃいます。
私は、理念は大事だと
思っている派です。
一定の規模があって、
食っていけているのであれば。
起業直後で食えない状態なら
理念よりまず食うこと優先。
衣食足りて礼節を知るって言う通り
まずは食えなきゃ生きていけません。
その代わり、食える規模になったなら
理念はとても重要です。
理念は我々経営者を導く道しるべ。
何のために商売をするのか、
いつも教えてくれます。
経営を続けていくのって
苦労の連続ですよね。
売れない日だってあるし、
スタッフのもめごとだってある。
急にライバルが出現することも
法律が変わってしまうこともある。
実際、心が折れそうな経験、
何回もしたでしょ?
でも、どんなに苦労をしたとしても
「叶えたい思い」があれば
明るい未来を見続けることが出来る。
だから目の前にどんな壁があっても
なんとかクリアしようと
頑張れるわけです。
■経営は究極の自己満足
自分の叶えたい思い、
思い描いた明るい未来のために
お金も人も時間も思考も
全て捧げるのが経営者です。
その意味では
「経営は究極の自己満足」
と言っても良いかもしれません。
もちろん、自己満足だけじゃなく
お客さんやスタッフの幸せにも
つながっていくんですけどね。
自分の想いのために
多くのものを差し出さなきゃいけないし、
犠牲を払うこともあります。
差し出す理由がなければ
とてもとてもやってられない。
どんな小さなお店でも
何年も続けている経営者には
しっかりとした想いがあります。
お店や会社を成長させる経営者は
スタッフやお客さんにも
お店の理念を伝えています。
どうしても叶えたい、
どんなに苦労しても手に入れたい。
そんな想いはあなたに力をくれます。
スタッフやお客さんにも
明るい未来を見せることが出来ます。
どんなに優れた
ビジネススキルやテクニックも
想いがなければ活かせないものです。
もし今、お店が伸び悩んでいたり
売り上げが下落気味で悩んでいたら
一度原点に戻るのもアリですよ。
自分に、スタッフに、お客さんに、
どんな明るい未来を見せたいですか?
■繁盛店になるためのまとめ
1.想いを紙に書き出そう
2.理念=明るい未来
3.スタッフやお客さんにも伝えよう
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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