2021-07-08
KPIを使う時の注意点
KPIを設定すると、ビジネスを成長させるために最も重要なプロセスに資金や労力、時間を集中投下することができるようになります。
その結果、ビジネスをガラッと変えるほど大きな成果を出せるようになります。
ただし、KPIを運用する際には、注意したい点が2つあります。
どんなに有効な方法でも、守るべきポイントを守らなければ、役立たせることはできません。
KPIを使う時の1つ目の注意点。
それはたくさんのKPIを設定しないということです。
そもそもたくさんのKPIを設定するのはKPIの良さを殺してしまうのと同じです。
なぜなら、KPIはKGI(最終目標)を達成するための最重要なプロセス=KSFを数値で表したもの。
最重要プロセスに力を集中するから高い成果を出せるのに、複数設定して分散させては意味がありません。
ですから、KPIを運用するときには、基本的に一つだけにしましょう。
いくつも解決したい課題があったとしても、取り組むのは一つだけ。
ここが重要なポイントです。
2つめは自社でコントロールできる数値をKPIとして設定すること。
予約数とか提案額など、自社の取り組みで向上させられる数字にしましょう。
そうでなければKPIを達成するための取り組みができません。
KPIは経営目標を達成するために有益な手法です。
ですからぜひ、有効に活用するための注意点に気を付けて、運用してくださいね!
コメントを残す