2021-08-18
論理的な思考がなぜ重要なのか
ビジネスは日々決断の連続です。
また、ビジネスの基礎となる経営計画は、ビジネスにおける課題の設定と解決策の立案がキモと言えます。
そんな決断や課題解決を助けるのが思考力です。
課題は何なのか。
なぜその課題が起こっているのか。
その課題は解決すべきものなのか。
直感や経験に頼るだけでなく、論理的に考える力を養うことで、実効性の高い経営計画を立てることができるようになります。
思考力を高めるために役立つ2つの方法があります。
物事を論理的に考えるロジカルシンキングと、客観的、分析的に考えるクリティカルシンキングです。
この2つを身に着けることで、思考力は飛躍的に高まります。
ロジカルシンキングは根拠から結論まで、筋道を立てて考える思考法です。
ロジカルシンキングを身に着けることで、整合性の取れた課題解決のストーリーを描くことができるため、課題解決力がアップします。
一方、クリティカルシンキングは、「批判的思考」と訳されます。
批判とは、何かに文句を言うということではなく、前提を疑うこと。
情報を検証し、他に情報はないか、思考に偏りはないかを検証していく考え方です。
いくら論理的に物事を考えることができたとしても、条件が間違っていたり、考え方が偏っていたら、出てくる結論は偏ります。
ロジカルとクリティカルの相乗効果で、より正しい思考が出来るようになります。
経営者にとって最も重要な仕事は「考える」ことです。
考えが整理できていなかったり、十分考えることができないまま経営を続けてしまうと、いつか破綻します。
しっかり考えるための思考法を身に着けたいですね!
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