2021-08-19
最適な目標設定の目安
経営計画を立て、実行し、PDCAで目標に対する振り返りと改善を行う。
それがビジネスを成長させる最も確実な方法です。
私も常に上記を意識して実践しています。
しかし、時々困ったことに出くわします。
その困ったこととは目標設定です。
PDCAサイクルを回すためには、数字で表せる定量的な目標設定が欠かせません。
ですから数値目標を設定するのですが、その目安がいまいち分からなかったのです。
先日、ある雑誌を読んでいたところ、こんな話がありました。
目標設定の目安は現状の1.1倍が良いのだそうです。
「現状+10%」の目標を設定するのが最善だというのです。
この1.1倍というのは短期目標です。
例えば「売上10倍!」と考える方もいます。
売上を2倍にするより10倍にするほうが簡単という、「10X」という考え方が流行っていますし、高い目標設定が悪いわけではありません。
ただ、10倍のような非常に高い目標だけを掲げると、心が折れ、ついていけない人もたくさん出てきます。
ですから10倍は大目標とし、目の前の短期目標は1.1倍にするのが良いのではないでしょうか?
実際、1.1倍目標を徹底した方がいます。
宮崎のメンタルトレーニングコーチの大儀見さんは、中学校の生徒にテストの点数を1.1倍にする目標を掲げさせたそうです。
するとその生徒たちは非常に成績がのびたとのこと。
高すぎる目標は心がおれ、低すぎる目標は心がダレます。
適切な目標は1.1倍。
現状の10%改善することを目指して日々PDCAに取り組めば、しっかり結果を出すことができそうですね!
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