誰も読まない最悪の販促物
あ~もう!
なんでこんなの
読まなきゃいけないの!
つい先日、私が発した言葉です。
理由は「あるもの」を
読まなきゃいけなかったから。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
もうね、その文章を読むだけで
頭は痛くなるわ、イライラしちゃうわ、
血圧まで上がりそうでした(笑)
私をイライラさせた文章。
そこにはマーケティングの
ヒントが隠されていました。
■うんざりする文章の特徴
私がウンザリしながら
読んだ文章は2つです。
一つはお役所の書いた文章。
いかにもウンザリしそうでしょ(笑)
調剤薬局って2年に一度、
大きな制度変更があります。
家業の薬屋の経営に
携わっている私は
その小難しい条文を
読まなきゃいけないんです。
これがまぁ、ご想像の通り
分かりにくいったらありゃしない!
とてもとても、喜んで
読みたくなるような
シロモノではないわけです。
もう一つのウンザリ文章は
取引先からのメールです。
こちらも分かりにくかったんです。
返事をしなきゃいけないから
読むには読むんですが、
心はウンザリどんより・・・。
ホント、分かりにくい文章って
読むだけでどっと疲れます。
なぜ、こんなに分かりにくいのか。
分かりにくい理由は色々あります。
その理由の一つが
「言葉」にあります。
■「分かりにくい」は最大の敵
お役所言葉って独特で
なじみの無い言葉も
たくさん使われていますよね。
取引先からのメールも同じ。
その業界では当たり前に使う
言葉かもしれないし、
書き手の方はよく知っている
言葉かもしれません。
でも、私は先方の業界に
全く詳しくありません。
専門用語は全然分からない。
そんな専門用語やカタカナ語が
ズラズラと並んだ文章なんて
仕事じゃなかったら
絶対読みません。
知らない言葉や分からない言葉は
人の気持ちを急速に冷やします。
若者言葉にイライラしてしまうのも
同じ理由かもしれませんね。
もし、チラシで
分かりにくい言葉を使っていたら?
きっとお客さんはそのチラシを
ポイッと捨ててしまうでしょう。
読んであげる義理は無いからです。
もしニュースレターで
知らない言葉を使っていたら?
あなたがせっかくお客さんと
良い関係を作りたくて送ったのに
逆に嫌われてしまうかもしれません。
分かりにくい言葉って
マーケティングの最大の敵なんです。
■相手の知っている言葉を使う
チラシやニュースレターなどの
販促物を作る時には
使う言葉に注意しましょう。
ポイントは
「相手が知っている言葉」を
使うことです。
もし相手がその道の初心者なら
専門用語を一切使わないこと。
どうしても専門用語を
使わないといけないなら
ちゃんと解説してあげること。
逆に相手がある程度
その道の知識があるのなら、
専門用語を使う方が
話がスムーズに進みます。
大切なのは、
「自分が知っている言葉を使う」
ではなくて
「相手が知っている言葉」を使うこと。
軸足を読み手に置くんです。
あなたの常識は
他人の常識とは限りません。
読み手に伝わる言葉を選んで
文章を書いてあげましょう。
そうすれば読み手はあなたのことを
「親切で頼れる人だ!」と
感じてくれますからね!
■繁盛店になるためのまとめ
1.分かりにくい言葉はウンザリさせる
2.販促物で分かりにくいはNG!
3.相手の知っている言葉を使おう!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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