2021-10-30
自治体「計画地獄」の深刻な問題点
『地方自治体を「計画地獄」から救え!』
日本維新の会に所属され、政治活動をしておられる小野たいすけさんのブログのタイトルです。
知人の診断士がSNSでシェアしていたこともあり、読んでみました。
内容は、以下に日本の都道府県、市町村が計画づけになっているか。
多様で煩雑な計画作りに追われ、疲弊しているかを伝えるとともに、計画作りの負担を軽減する規制改革が進められているという内容でした。
そうなんですよね。
自治体は税金によって活動を行っていますから、お金の使い方に計画性が求められるのは当然です。
しかし、計画を作ることばかりが重視されているようでは、本末転倒ですよね。
計画は目標達成のためのプロセスや行動を明らかにしたり、投資対効果を見極めるのに有効です。
しかし、計画を立てただけでは全く意味がありません。
大切なのは計画を立てた後なのです。
計画を立てた後、目標達成のために行動を起こすこと。
そして結果を振り返り、改善点を見出すこと。
改善点に基づいてブラッシュアップし、成長していくこと。
これが重要なのです。
しかし小野さんのブログによれば、自治体では計画作りの負担が大きすぎて、計画を作った後の活用が十分ではないようです。
「計画地獄」の本当の問題点は、計画策定後の正しい行動が出来ない点だと思います。
私はスモールビジネスの計画策定は、数時間で作れるA4一枚の計画書で良いと思っています。
状況が変われば迅速に作り直し、結果を分析して修正しやすいからです。
計画は作った後に活用することが最も重要です。
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