現代社会でお客さんが求めているもの
お客さんが求めるものは常に移り変わっています。
今お客さんが求めているのは商品ばかりではありません。
お客さんが求めているもの。
それは「信頼できる相談相手」です。
なぜ、お客さんは相談相手を求めているのか。
理由は2つあります。
1.現代社会は複雑すぎる
現代社会は2つの大きな変化があります。
◆情報が多すぎる、超情報化
◆選択肢が多すぎる、店舗と商品過剰
です。
情報が多すぎるから、お客さんは何が正しい情報か分からなくなっている。
選択肢が多すぎるから、何を買えば間違いないか分からなくなっている。
そんな社会です。
そんな社会にあって、今お客さんが求めているのは「信頼できる相談相手」です。
実際、アメリカでもお客さんとのダイレクトなつながり=対話を重視したビジネスが見直されています。
この番組中では、ショートメールなどで対話をする事例が紹介されていますが、もっとダイレクトなつながりが会話です。
お客さんと密接なコミュニケーションをとり、客さんの悩みや困りごとを話してもらえる関係を作る。
そして、そのお客さんの悩みを解消する商品を提案することが求められているんですね。
だから、コミュニケーションアップがますます重要になっているわけです。
2.自分で考えないで済む
人間は基本的に、考えるのが嫌いです。
疲れるし、大変ですから。
でも、「身近な相談相手」になればどうでしょうか?
自分にとって一番良いものを勧めてもらえば良いだけだから、すごく楽ですよね?
それに、身近な相談相手になることは、我々にもメリットがあります。
モノは大手やネットで買えるけど、信頼するあなたからのアドバイスはあなたのお店に行かないと絶対に手に入らない。
あなたを信頼して、あなたのオススメを知りたい、オススメを買いたいと思ってもらえば、確実に選んでもらうことが出来ますよね。
お客さんにとって、信頼できる相談相手になるためには、コミュニケーションアップが欠かせません。
元手をかけずにコミュニケーションを増やすには?
コミュニケーションアップには、それほどお金がかかりません。
お客さんと話すキッカケさえ作れれば良いんですから。
例えば、こんな工夫が出来ます。
「店内にテーブルと椅子を置く」
置いてないお店も結構多いんですよね。
テーブルと椅子がなければ、お客さんは用事を済ませたらさっさと帰りたくなります。
でも、そこにイスがあったら?
ちょっと腰かけよう、という人が出てきます。
座ってもらえば、世間話でもしながら、お客さんと会話をすれば良いんです。
なんだったらお茶の一杯も出して。
世間話をしながらお客さんの話を聞き、お客さんとの関係性を作っていく。
会話した内容は、以前お話したように顧客カルテに記録しておく。
それを繰り返していけば、自然にお客さんとの関係は強くなっていきます。
そうやってコミュニケーションをとっていく中で、お客さんの悩みや困りごとを知ったら、あなたの商品を提案しましょう。
きっと喜んで耳を傾けてくれます。
お客さんと会話するための工夫は、まだまだたくさんあります。
どうすればお客さんと会話を増やせるか、考えてみてくださいね!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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