2021-10-06
広がるエシカル消費
エシカル消費をご存知ですか?
最近かなり広がりを見せている消費形態です。
9月の日経新聞でも、楽天やYahoo!がエシカル消費に対応する商品を増やしたり、独自基準を設けたりする動きが報じられています。
エシカル消費とは消費者庁の説明では、「倫理的消費」と訳されています。
人や社会、環境に配慮した消費行動のことです。
社会的な課題の解決に取り組む企業を応援しながら、消費活動を行う人は増えています。
貧困や人権問題、自然破壊など、世界は様々な問題を抱えています。
商品を買う時、それらの課題を悪化させないようにしたり、解決するのに役立つ商品を選びたいという意識を持つ消費者が増えているのです。
例えば、生態系や働く人の健康、人権に配慮して生産されたものを選んで購入しようとするようなことです。
その他、地産地消や障碍者施設で生産されたものを買うことも、エシカル消費に繋がると説明されています。
SDGsの広がりを受け、エシカル消費に対する意識はますます拡大します。
消費者が商品を選ぶときは、機能や価格だけでなく、生産された背景も選択基準になっているというわけです。
消費者庁の調査ではエシカル消費の認知度は、2016年の6.0%から、2020年には12.2%と倍増しています。
また、興味を持つ人は59.1%おり、そのうちの36.1%が、実際に日常的に実践しているそうです。
エシカル消費に繋がる商品を購入したい意向のある人は81.2%、購入経験者は35.5%です。
これだけ多くの方が関心を持つとなれば、無視できない要素です。
あなたのビジネスをエシカル消費に繋げられませんか?
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