差別化が必要だ！

 

ビジネスをしていると

この「差別化」って言葉に

何度も出会いますよね。

 

こんにちは。

天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。

 

差別化出来ているってのは

ビジネスの成長にとっては

非常に重要なポイントです。

 

差別化出来ていなければ

集客出来なかったり

価格競争に陥ったり

しやすくなるからです。

 

嫌ですよね。

お客さんが来ないのも、

価格競争になるのも。

 

そこで今回は

「差別化」について

考えてみたいと思います。

 

■差別化出来てる＝選ぶ理由がある

 

何で差別化が大事なのか。

 

それは、お客さんがあなたを

「選ぶ理由」が必要だからです。

 

顧客管理ソフトを

初めて購入したときのこと。

 

電気屋でずらりと並んだ

パッケージを眺めたけど

いまいち違いが良く分からない。

 

大抵の商品が

欲しい機能は満たしてます。

機能で差はつかない。

 

じゃぁ、一番安いやつで良いか、

と安いのを手に取った時、

あるパッケージに書いてある

文字が目に入りました。

 

「操作サポート０円」。

 

当時、私は顧客管理ソフト初心者。

ちゃんと使えるか不安でした。

 

そんな私の心に

「操作サポート0円」

のうたい文句は響きました。

 

結局、その顧客管理ソフトを

購入したんです。

 

その顧客管理ソフトは

アフターサービスで

差別化していたわけですね。

 

もし、差別化されていなければ

私は価格だけで

ソフトを選んだでしょう。

 

お客さんにあなたのお店や商品を

選んでもらうためには

「差」が必要なんです。

他との違いと言っても良いですね。

 

もし何にも違いがなければ

価格で選ばれてしまいます。

価格以外で選ぶ基準が

無いからです。

 

だから価格競争に

陥っちゃうんです。

 

差別化出来ているから、

他との違いがあるから

選んでもらえるわけですね。

 

■あるなら活かせ！なければ作れ！

 

あなたのお店や商品に

差別化出来ている点があるなら

声を大にして伝えましょう！

 

お客さんは意外と

差別化ポイントに気付きません。

言われなきゃ分からないんです。

 

ウチの商品は他とここが違う！

というポイントを

教えてあげなきゃ伝わりません。

 

ここが差別化ポイント！

というのがあれば

ひと目で分かるように

伝えてあげてくださいね。

 

もし差別化出来ていないなら

差別化ポイントを作りましょう。

 

例えばお煎餅。

見た目も量も包装も全く同じ

お煎餅が2種類あったとします。

 

片方は一袋324円。

もう一方は一袋648円。

 

POPに値段しか書いてなかったら

皆324円の方を選びます。

違いが分からないなら

安い方が良いからです。

 

でも、648円の方のPOPに

「学問の神様　天満宮で合格祈願した

焼き型で作った合格せんべい」

と書かれていたら？

 

受験生やその親御さんは

思わず手に取っちゃうでしょうね。

 

合格せんべいの記事です。

http://mainichi.jp/articles/20170206/k00/00m/040/034000c

 

焼き型を合格祈願してもらうことで

他のせんべいにはない

差別化ポイントを作ったわけです。

 

ただ、差別化ポイントは

自分では意外と

分かっていなかったりします。

 

■まずは聞く。そして徹底する。

 

差別化について考える時には

まず、お客さんの意見を聞きましょう。

 

既存のお客さんは

あなたのお店をわざわざ選んで

通ってきてくれる方です。

 

あなたのお店や商品が持つ

他にはない良さを

よ～く知っています。

 

例えば家業の薬屋の

経営立て直しをしたとき、

私もお客さんに聞きました。

 

「なぜ、ウチに通ってくれるの？」

 

皆さん口を揃えて

「たくさん話せるから」

と教えてくれました。

 

自分が病気になった理由や

これからどうすれば良いか、

どんな風に良くなるのかを

分かる言葉で教えてくれる。

だから安心できる。

だから通ってる、って。

 

話せる？

そんな当たり前のこと？

私は意外でした。

 

カウンセリングスキルや

薬の知識、薬の品質などを

強みだと思っていたからです。

 

しかし家業の差別化ポイントは

コミュニケーションの深さや

スタッフのキャラクター、

関係性の強さにあったんです。

 

そこで徹底的に

スタッフとお客さんとの

関係作りを強くすることで

集客力を高め、経営を立て直しました。

 

私たちにとっては

「当たり前のこと」が

お客さんにとっては

差別化ポイントだったりします。

 

差別化を考える時には

あなたのお店や商品を

「選んでくれる理由」を

お客さんに聞いてみましょう。

 

そして徹底的に伸ばせないか

考えてみると良いですよ。

 

もし、もっと差別化が

必要だと思ったら、

差別化ポイントを作りましょう。

 

次回、差別化アイディアについて

お話しますね。

 

■繁盛店になるためのまとめ

 

１．繁盛店には選ばれる理由がある

２．差別化ポイントを分かりやすく伝える

３．まずはお客さんに聞いてみよう

 

 

 

あなたのお店が繁盛店になることを願っています。

いつでもご相談下さいね！

応援していますよ！

 

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