ビジネスのプロセスで差別化を考える
あなたのお店が
お客さんに選ばれるために
絶対に必要な「差別化」。
ライバルとの違いがあれば
お客さんが比較検討して
あなたのお店を選ぶ可能性は
飛躍的に高まります。
それどころか
強力な差別化が出来ていれば
比較すらされることなく
あなたのお店が選ばれます。
集客はグッと楽になりますよね!
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
今日からシリーズで、
差別化ポイントを考える視点を
ご紹介したいと思います。
一つ目は「ビジネスのプロセス」
■プロセスごとに差別化ポイントを探そう
お客さんに商品や
サービスを提供するのに、
あなたのお店では
どんなプロセスを
経ていますか?
1.商品を仕入れる。
2.集客する。
3.店頭で販売をする。
4.アフターフォローをする。
大まかにこんな感じの
流れかと思います。
ビジネスによっては、
見込み客の集客や、
加工・製造が入るかもしれませんね。
さて、この各プロセスで
差別化できるポイントを
考えてみましょう。
1.仕入れで差別化
仕入れで差別化というと
思いつくのは
「希少な商品を仕入れる」
「安く仕入れる」
「多くの商品を品ぞろえする」
等が思い浮かびますね。
ちょっと面白い例としては
葉っぱビジネスというのがあります。
徳島県にあるいろどりという会社は
料亭に「葉っぱ」を売る
ビジネスを展開して
一躍有名になりました。
正確には料亭と生産者を
つなぐビジネスです。
この会社の強みの一つは
「いろどりに無かったら
他の会社にもない」というくらい
多種多様な葉っぱを扱っていること。
その品ぞろえの広さが
選ばれる理由になっています。
2.集客で差別化
集客のプロセスで
差別化するとなると、
「ターゲットを変える」
「集客の方法を変える」
「メッセージを変える」
等が考えられますね。
他のお店がやっていなければ
コピーライティングを学んで
お客さんの心を動かす
メッセージを作れば違いを作れます。
私の得意なやり方は
心温まる手紙で
ファンを生み出して
集客する方法です。
あなたが今まで試したことが無い
集客法が無いか。
今までとは違うターゲットを
お客さんに出来ないか
考えてみてください。
3.販売で差別化
販売のプロセスで差別化というと、
「売る相手を変える」
「売り方を変える」
「売る場所を変える」
「売る価値を変える」
等が考えられますね。
例えば、私が家業の薬屋の
経営を立て直したときは
「売る価値」を変えました。
それまでは商品=薬の価値を
一生懸命アピールしていました。
が、仕入れ販売である以上
同じものがネットで売られています。
そこでアピールする価値を
商品の良さから
「体のことなら何でも
相談できる安心感」に
シフトさせました。
スタッフの人柄や価値観を伝え
お客さんとの関係性強化に
徹底的に取り組むことで
大手ドラッグやライバル店と
差別化出来たんです。
4.アフターフォローで差別化
アフターフォローで差別化といえば
街の電気屋さんが思い浮かびますね。
どんなに小さなことでも
ご相談があればすぐに解決。
小回りの利くアフターフォローは
ネット通販や大手チェーンには
真似のできないサービスです。
■もっと細かく分ける
一つのプロセスを
もっと細かく分けると
さらに差別化ポイントが
見えてきます。
例えば販売のプロセスを
もっと細かく分けてみる。
売るタイミングや
会計の仕方、売る場所、
提供方法、売る人などなど。
例えば会計の仕方を変えて
大きな話題になったのが
ZOZOTOWNのつけ払い。
通常、ネット通販だと
クレジットカード払いや
代引き、振り込みが
ほとんどですよね。
基本、どれも先払いです。
ところがZOZOTOWNは
会計のタイミングを変えたことで
たくさんのお客さんを掴みました。
■お客さんが喜ぶ改善を探そう
こんな風に、ビジネスの
プロセスを書き出して
差別化ポイントを考えやすくなります。
改善点や変更点が
見えやすくなるんですよ。
ただし、なんでも変えれば
良いってわけじゃありません。
お客さんに喜ばれる変更じゃなきゃ
意味が無いですよね。
そのためには普段から
お客さんの行動を観察し、
話に耳を傾けましょう。
先ほど申し上げた、
「売る価値」を変えたのも
お客さんの言葉がヒントに
なったからなんです。
お客さんを観察し、
話をよく聞けば
きっと、改善点のヒントが
見つかるはずですよ!
■繁盛店になるためのまとめ
1.差別化すれば選ばれる
2.ビジネスのプロセスを分けると考えやすい
3.お客さんを観察してヒントを得よう
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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