2021-03-16
何かを始めるのに「遅すぎる」ということはない
キューバの世界的ミュージシャン、コンパイ・セグンドをご存知でしょうか。
映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」にも出演した、有名なミュージシャンです。
彼がブレイクしたのは、なんと90歳の時です。
コンパイ・セグンドは1907年生まれ。
若い頃から音楽をしていましたが芽が出ず、働いていた葉巻屋を辞め、音楽界に復帰したのは、82歳の時。
そして90歳の時にブレイクを果たしました。
彼のような遅咲きの人は、実はたくさんいます。
古代中国、秦の名宰相として名高い百里奚(ひゃくりけい)は、虞という国の役人でしたが、戦乱の中奴隷にされました。
秦の宰相となったのは、90歳を超えた時です。
アメリカの画家、グランマ・モーゼスが絵を描き始めたのは、76歳の時。
リウマチのリハビリを兼ねて描き始めた絵が人目にとまったのは80歳の時。
その後89歳のときにホワイトハウスに招待されるまでになりました。
自撮り写真家として一躍有名になった西本喜美子さん。
写真を撮り始めたのは72歳の時。長男が運営する写真塾に参加し、個展開催や写真集発売など精力的に活動。
2020年のインスタのフォロワー22万人だそうです。
新しいことを始めたり、新しい挑戦を考える時、つい「今更はじめても」という考えがよぎることがありますね。
もしくは、誰かから「今さらやっても・・・」と言われて、意気消沈することもあります。
でも、高齢になって注目されたり、高齢になってから始めたことで成功した人はとても多いのです。
何かを始めるのに、遅すぎるということはありません。
「始めたい」と思った時が「始めどき」なのです。
コメントを残す