ニュースレターとセールスレター、チラシの違い
ニュースレター
セールスレター
チラシ
この違い、分かりますか?
「チラシとセールスレターってどう違うの?」
「セールスレターとニュースレターって同じもの?」
そんなご質問を立て続けにいただきました。
確かに、違いが分かりにくい部分があるかもしれませんね。
ですので、それぞれの違いを解説させていただきますね。
まず、セールスレターとニュースレターの違いについて。
どちらも企業やお店からお客さんにお送りする手紙。
この部分は一緒です。
ただし目的が違います。
セールスレターは基本的に商品やサービスを紹介し、買ってもらうための手紙です。
商品の価値を伝え、その商品を買えばお客さんの悩みを解決できることを知らせて、購入してもらうことが目的です。
短期的にパッと売上をとるのがセールスレターの役割と言っても良いですね。
一方、ニュースレターはお客さんと良い関係を作り、その関係を長く続けることを目的にした手紙です。
ニュースレターは関係作りがメインなので、出せばすぐ売上が上がるというモノではありません。
その代わり、リピート率をアップさせたり、長く来店し続けてもらうことにつながるので、末永くビジネスを続けるための土台を作ってくれる手紙です。
熱が出たときにパッと熱を下げる解熱剤がセールスレター。
免疫力をあげて、風邪をひきにくい体を作ってくれる滋養強壮剤がニュースレターのようなイメージです。
ただ、ニュースレターを出すからには、長期的な売上アップだけじゃなくて、短期的な売上も欲しいですよね。
ですから私は、ニュースレターには、チラシを同封することをお勧めしています。
そこで、セールスレターとチラシの違いについてもお話しますね。
セールスレターもチラシも、どちらも売ることを目的にした販促物です。
ただしそれぞれ、特徴が違います。
◆セールスレター
・手紙形式
・文字が中心
・紙面の制限がなく、書きたいことを何でも書ける
・しっかり読まないと価値が伝わりにくい
◆チラシ
・紙面に限りがあるので、内容を凝縮しなくてはいけない
・内容だけでなくデザイン、レイアウトも重要
・写真などで視覚的に価値を伝えやすい
・ひと目で、どんな価値がある商品か伝えやすい
セールスレターのエッセンスをギュッと凝縮して紙面に収めたのがチラシだと思ってください。
私がニュースレターに、セールスレターではなく、チラシを同封することをおすすめしているのは、いくつか理由があります。
1.押し売り感を無くせる
セールスレターもニュースレターも、どちらも手紙形式なので、売り込みと関係作りの手紙の差が分かりにくい。
チラシならハッキリ違いが分かるので、読みたくない人は読まない、という選択が出来る。
だから押し売り感を無くすことが出来る。
2.送料を安くできる
セールスレターはA4数枚になることがほとんどです。
ニュースレターにセールスレターまで入れると内容物が多くなりすぎて、送料が高くなります。
3.ひと目で価値が分かる
お客さんはニュースレターを楽しみにしているのであって、チラシやセールスレターを楽しみに待っているわけではありません。
ですから、ひと目で気を引けないと読んでもらえません。
チラシはパッとみて
「読むべきか、読まないで良いか」
「読むとどんな良いことがあるか」
が伝わりやすいので、ニュースレターのついでに読んでもらえます。
ニュースレターは関係作り。
セールスレターとチラシは販売が目的。
セールスレターをギュッと凝縮して、ひと目が価値が伝わるようにしたのがチラシ。
私はこう定義しています。
上手に使い分けて、お客さんに喜ばれながら繁盛店になってくださいね!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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