2021-11-11
オズボーンのチェックリスト 置換・逆転・結合
新しい価値を生み出す今までにないアイディアを得るために、とても役立つ視点を授けてくれるオズボーンのチェックリスト。
9つのチェックリストのうち、6つを既にご紹介しました。
今日は最後の3つを紹介します。
7番目は置換。
今のビジネスや商品・サービスの要素を他に置き換えたらどうか、という視点です。
例えば今まで支払いを後払いにしていた飲食店で、食券制を導入し先払いにする。
すると人件費が削減できます。
また、小売業ならレイアウトを入れ替え、顧客の導線を変更する。
すると今まで顧客の目に触れなかった商品が売れるようになったり、作業効率が変わったりします。
要素を入れ替えて新しい価値を作りだす視点です。
逆転は割と考えやすいかもしれませんね。
消えるボールペンなどが好例です。
一度書いたら消えないことがボールペンの価値ですが、その発想を逆転することで、今までにない価値を生み出しました。
結合も新しい価値を生み出すのに欠かせない視点です。
多くのアイディアマンが指摘しているように、全く新しいものというのは、実はほとんど存在しません。
今までにない組み合わせが新しい価値を生むのです。
分かりやすいところでは懐中電灯にラジオを着けることで、防災に特化した商品になりますね。
音楽再生装置に電話を着ければiPhoneになります。
高級フレンチと立ち食いを組み合わせれば、俺のフレンチになります。
視点を多く持てば、今までにない価値を生み出すことができます。
その価値が、顧客が望んだもので、競合が提供できていない価値であれば、大きな差別化になります。
新しいアイディアを探してみてくださいね!
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