2021-06-30
ますます隆盛!個人間取引
ヤフオクにメルカリ。
個人間取引はますます盛んになっていますね。
このような個人間取引の増加は、既存業態にとっては脅威に感じられることもあります。
しかし、デメリットばかりではありません。
世界を見渡せば、実に様々な個人間取引の事業があります。
例えばイギリスでは、個人間のお金の貸し借りを仲介するサービスを提供している会社があります。
今までは個人がお金を銀行に預け、銀行は預かったお金を他の人に貸し、利息を取っていました。
いわば銀行の業務を中抜きするようなサービスをやっているわけです。
ドイツの会社は保険に関する個人間取引を事業にしています。
複数の個人間で保険ネットワークを構築し、事故が起こった場合、個人のネットワークから一定額が支払われる仕組みです。
個人間のネットワークでカバーしきれない部分を、一般的な保険で賄う仕組みになっています。
その分、保険料は安くなります。
また、保険ネットワークを作るため、加入者が友人を誘ってくれるので、顧客獲得も容易です。
カーシェアリングの仲介も個人間取引ビジネスですし、エアビーアンドビーもそうですね。
ビジネス特化型SNSというべきリンクトインも、個人間取引のネットワーク構築ビジネスという側面があります。
ネットの進化とともにこれからも個人間取引は盛んになるでしょう。
旧態依然としたビジネスでは個人間取引に顧客を奪われるかもしれません。
逆に個人間取引をチャンスに出来るビジネスを考えてみたいですね。
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