苦手な本を読んでみる

私は44歳になるまで、コーヒーをほぼ飲みませんでした。
苦い味が好みではないことと、小さい頃にコーヒーゼリーを食べて気分が悪くなったからです。
(気分が悪くなった原因は、フレッシュをかけすぎたせいですが。)
最近になって、ようやく少しコーヒーを飲むようになりました。
美味しさに目覚めたというよりは、苦みで気持ちがしゃきっとするからです。
好きな方には申し訳ないのですが、気付け薬のような使い方ですね。
さて、先日コーヒーの科学という本を、さらっと読んでみました。
コーヒーの木は125種類もあるが、飲用されているのは概ね2種類であること。
コーヒーの香りには非常に多種多様な成分があること。
生豆には美味しさや香りといった、コーヒー好きの方が好む要素はないこと。
焙煎によってそれらを引き出すことが重要であること。
焙煎は自宅でも手網で出来ることなど、実に様々なことが書いてありました。
初めてコーヒーを飲んだヨーロッパの旅行者や日本人が、「美味しくない」と評価したというエピソードを読んだときは、コーヒーに親しみを感じました。
はじめはダメでも、徐々に受け入れられていったんですね。
それらの知識を持って改めて手元のコーヒーを口にしてみると、今までより少し、美味しく感じたような気がします。
何かについて知ることは、苦手意識を減らし、好意を増すように働くのかもしれません。
コーヒー以外にも苦手なものが多々あります。
それらについて知識を得れば、コーヒー同様、感じ方が変わるかもしれません。
あなたは苦手なものはありますか?
それらを良く知れば、意識が変わるかもしれませんね。
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