顧客であれ取引先であれ、社内の人間関係であれ、ビジネスを成功させるための必須条件が「信頼」です。
信頼してもらうことができなければ、仕事を依頼されることもなく、商品やサービスが売れることもありません。

では、信頼されるために何ができるでしょうか？
◆多くの実績を積む
◆他にないスキルを持つ
◆確実な仕事をする
等があげられます。
しかし、それ以上に重要なことがあります。

それが、「相手を不安にさせない」ということです。
不安は様々な感情の中でも最も強力な部類で、一度不安に駆られると、解消できるまで居ても立っても居られなくなったり、怒りを増幅させたりします。

不安という感情は、確実ではないものに対して起こります。
どうなるか分からない、状況が分からない等の状態が不安を喚起します。
人は不安を抱かせる相手を忌避するので、そのような相手とは信頼は築けません。

例えば、連絡や問い合わせに対してレスポンスが遅いと、その間相手を不安な状態にします。
そうなると、どれほど努力したり良い仕事をしても、評価されないどころか、不安や怒りを向けられかねません。

忙しい時ほど、コミュニケーションはおろそかになりがちです。

しかしコミュニケーションをおろそかにすることは、自分の信頼を損なうことです。

逆に、素早いレスポンスは相手を安心させます。不確実な状態をすぐに解消し、不安感を消してくれるからです。
不安感を抱かせない＝安心できる人とは、一緒に仕事をしたくなるものです。

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