偉大な成功者に共通する特性として、相手に「与えること」を重視する、とよく言われます。
ペンシルバニア大学のアダム・グラント教授は、この説が本当かを調査しました。
すると面白い事実が分かりました。

教授は、人々を以下の3種類に分けました。
受け取るばかりの「テイカー」
惜しみなく与える「ギバー」
損得のバランスを考え「マッチャー」です。
最も人口が多いのは、3番目のマッチャーです。

最も成功者が多いのはやはりギバーでした。

一方、成功から遠い位置にいる割合が最も多いのも、ギバーだったのです。

つまり、ギバーは成功者にもなりうるけれど、単なるお人好しになってしまう可能性もある、ということ。

自分の利益ばかりを優先するテイカーに搾取されていると、決して成功できません。

大切なのは、Give＆Takeが成立する相手を見極めること。
対象者が多く、損得のバランスを考える、マッチャーに対し、与えられるものがないかを探すのが成功への近道といえそうです。

私もどちらかというとギバーに近いと思いますが、ただのお人好しで終わることも少なくありません。
(この点はしばしば、妻にも心配されます・・・)。
戦略的なギバーであるよう、心掛けねばなりませんね。

与えるものはお金や財産ばかりではありません。
気遣いの声掛けや手紙、励まし、ちょっとしたサポート、情報提供など様々。
マッチャーを見極め、与えられるものがないか探す、戦略的ギバーを目指したいですね。

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