【繁盛本】宮城谷昌光 『孟嘗君』
世の中には経営に役立つ本が
たくさんあります。
それはビジネス本ばかりではありません。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
ビジネスは数字と心理学。
人の心について知ることは
ビジネスを発展、成長させるために
必要不可欠なことです。
ビジネスに使えるスキルや
テクニックを学ぶだけでなく、
人間そのものへの興味を持たなければ
人を喜ばせ、繁盛することは出来ません。
そのための教材として
歴史小説は優れたテキストです。
特に古代中国の歴史小説を書いている
宮城谷昌光さんの本は秀逸です。
古代から変わらぬ人のあり方、
人間力に溢れたヒトの魅力を
素晴らしく描いています。
■宮城谷昌光 『孟嘗君』
孟嘗君は古代中国の政治家です。
数千人とも言われる食客(ブレーン)を養い
自国だけでなく、周囲の国からも
その仁徳を敬われた人物です。
実際、自国の宰相(総理大臣のような立場)
だけでなく、他国の宰相も務めています。
小説なのでネタバレは避けますが、
孟嘗君が偉業を成し遂げたのは
周囲の人の助けがあったからでした。
孟嘗君の周りには、孟嘗君を慕い
孟嘗君のためならどんな苦労も
いとわない人が多数集まっています。
その人達の力こそ孟嘗君の強さ。
人の心をつかみ、慕われ
力を貸してもらうことは
我々経営者にとっても重要なことです。
■ビジネスの成長は経営者の器次第
孟嘗君が政治家として大成功し
各地の宰相に迎えられたのは、
ひとえに孟嘗君の人間的な魅力です。
数千の食客が孟嘗君の周りに集い
孟嘗君を助けたからこそ、
他の人が成し遂げられなかった
偉業を成し遂げることが出来ました。
私は孟嘗君の姿に
経営者としての大切な資質を
見出しています。
一人の人が出来ることなんて
小さいものです。
どれほど優れた才能があっても
100人並みに働くことは不可能ですよね。
ビジネスを大きくするためには
家族や従業員、取引先、お客さんの
支持をいただかなくてはいけません。
人を上手く使いまわすのではなく
人から応援され、助けられる人が
結局は成功します。
そのためには、経営者の器が必要です。
だからこそ、経営者の器以上に
ビジネスは大きくならないと言われるのです。
孟嘗君が人から助けられた理由。
孟嘗君の周りに多くの人材が集った
秘訣こそ、我々経営者が学ぶべきことです。
■異質なものを受け入れること
孟嘗君の周りに人が集まる秘密。
それは器の大きさです。
人の器とは何か。
それは自分とは違う、
異質な物事を受け入れられることです。
考え方が違う。
視点が違う。
スキルが違う。
そういう人達を受け入れ
活躍できる場を提供できる。
それこそが人の器を決めます。
自分の考え方と違うからと言って
「排除」してしまえば
人はどんどん離れていきます。
某都知事みたいにね。
自分が心底大事にしている価値観を
曲げる必要はありません。
しかし自分と同じように
他人が大事にしている価値観、
ヒトの価値も大切にする。
他者を受け入れ、公正に評価し、
差別なくつき合うことこそ
器を大きくしてくれるのだと思います。
従業員もお客さんもね。
私にそれが出来ているか、
と問われれば、まだまだ全然と
答えるしかありません(笑)
でもそうありたいですね。
ということで、今日はビジネスに役立つ
歴史小説をご紹介しました。
ビジネス本ばかりが学ぶ機会じゃありません。
たまには小説も手に取ってみて下さい。
孟嘗君、オススメですよ!
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