2021-06-10
アイディアを外注する??
ネットやITの進化に伴って、従来ではありえない変化が次々に起こっています。
様々なクラウドソーシングサイトが出現し、作業を外注することも簡単になりました。
私もしばしば、デザイン業務を外注しています。
さて、そんな外注ですが依頼するのは作業や労働だけではないようです。
アイディアや研究などを外注し、新たなビジネスのヒントを得たり、コストダウンを実現する企業も少なくありません。
アメリカのシスコシステムズ社は、クラウドソーシングコンテストを開催し、様々なイノベーションのアイディアを募集しています。
優秀なアイディアには、予算を付けて実現したり、多額の賞金を授与しています。
P&G社は一時、開発費が急増し、危機に陥りました。
そこで外部からのアイディア利用を進めることにしました。
世界中の科学者とネットワークをつなげ、研究開発に関する生産性を60%も向上させました。
アイディアの外注は大企業ばかりではありません。
中小企業白書で紹介された雑貨店は、インスタのライブ機能を使って顧客と交流し、新商品のアイディアを議論。ビジネスに活かす取り組みをしています。
自社だけでアイディアを出そうとしたり、研究開発をしようとしても、ひらめきには限りがあります。
有益なアイディアを出してくれる人々とつながり、コミュニティを作ることで、考えもしなかったアイディアを入手できます。
アイディアを外注するにはコミュニティの存在に加え、解決すべき課題を明確にし、分かりやすく伝えること。
想定外のアイディアを評価できることも必要です。
それが出来れば、革新的なアイディアが手に入るかもしれません。
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