正しい情報を伝えなければ!【家業立て直し】
地域密着店にとって、お客さんとコンタクトをとって、好きになってもらうのは大事。
そして好かれるのと同じくらい、大事なことがあります。
それは「正しい情報を教える」ことです。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
現代は情報社会ってよく言われますよね。
お客さんは、平安時代の一生分の情報を一日で受け取っているとか、江戸時代の何百倍の情報が出回ってるとか。
確かにそうなんです。
昔に比べて、世の中に出回る情報量はメチャクチャ増えています。
そして困ったことに、その情報の中には「間違った情報」が一定の割合で含まれちゃっているんですよね。
さらに困ったことに、お客さんはその間違った情報を信じていたり、思い込んでいたりします。
ちょっと思い浮かべてみてください。
「いや、それ違うんですよ~」って言いたくなるお客さん、情報に踊らされていたり、都合の良い情報だけ信じているお客さんいませんか?
我々は専門家です。
お客さんが幸せになるために、信じていてもらわなきゃいけないことを伝えていかなきゃいけません。
もちろん、考え方は店それぞれ。
諸説あって良いんです。
どの話を信じるかはお客さん次第。
ただ、我々は自分自身が信じることをあの手この手で伝えていかないと、お客さんから「信頼できる専門家」と思ってもらうことはできません。
専門家として認知してもらえなければ、お客さんに困りごとがあったり、叶えたい望みが生まれたときに、相談相手として選んでもらえません。
特に新規のお客さんの場合は、最初の来店の時にしっかり伝えきれないと2回目の来店すらおぼつきません。
ポイントは「あの手この手」で伝えるということと、「早い段階で伝える」ということ。
人間、店頭で1回聞いたくらいで、心底納得することは少ないものです。
ましてや、店頭での接客時間だけで、お客さんの思い込みや間違った情報を十分に正すことも難しいです。
自店で働くスタッフですら、1回教えたくらいじゃ理解しません。
ましてやお客さんは素人です。
店を出た瞬間に、聞いた内容をすっかり忘れたりしています。
そこで、家業の薬屋では手紙を出すことにしました。
手紙なら時間のある時にゆっくり読めるし、何度も読み返すことが出来るから。
手紙は3回出しています。
1通目は病気を治し、健康を維持するために、本当に必要なことを伝えるための手紙。
2通目は来店のお礼ハガキ。
3通目は再び健康のために必要なことを伝えつつ、再来店を促す仕掛けをした手紙。
その結果、リピート率は年々上がり、取組前の2倍近くまでアップしました。
3回手紙を出すことには、もう一つ、意味があります。
それは次回にお話します。
今回のお話で伝えたかったのは、我々は専門家として、お客さんに正しい情報を伝えて、信頼を勝ち取らなきゃいけない、ということ。
地域密着店はその手間を惜しんではいけない。
私はそう思っています。
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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