90%の店がやっていない集客策
地域密着ビジネスの集客の要は「人」ですよ。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
ビジネスは人と人とのつながりの中で営むものです。
地域密着ビジネスの土台は「人間関係」です。
好きな人のいる店と、赤の他人しかいない店。
売っているものが大して変わらないなら、どちらに行きたいですか?
どちらの人から買いたいですか?
もちろん、好きな人ですよね。
好きな人が勧めてくる商品は買ってみる気になるけど、全然知らない他人が勧めてくる商品は、すぐには買う気になりませんよね。
店選びや商品選びのときに「人」が判断基準になることがたくさん有ります。
ちょうど今リフォーム関係の方のご相談でリサーチをしているんですが、お客さんがリフォーム会社を選ぶ基準のダントツ一位は「人」なんです。
「信頼感」が43%、「付き合いがある」が19%、「気軽に相談できる」が10%。
価格はたった10%しかないんですよ。
お客さんに好きになってもらう、というのは、侮れない集客力になるんです。
ところが、ほとんどの店は好きになってもらう努力が足りていません。
お客さんに好きになってもらうには、良い接客や良い商品だけでは足りないんです。
好きになってもらうために、欠かせないことが3つあります。
一つ目は共通点。
「猫好きに悪い人はいない」とか「犬好きに悪い人はいない」なんてよく言いますよね。
なんの根拠もないんですが、自分と共通点がある人って、とても親しみを感じます。
同じ中学校出身、同じ星座、同じ血液型、同じ悩みなどなど、共通点が多いほど、心の距離が縮まります。
子育て中とか、趣味など、個人的なことでも良いんです。
あなたのことをお客さんに知ってもらうことで、共通点を見つけてもらいましょう。
そうすればお客さんはあなたに親しみを感じ、好きになっててくれます。
2つめは共感。
共感できる相手って、好ましく思えますよね。
ビジネスにかける想いや、お客さんにどうなって欲しくて頑張っているのか。
お客さんになんて言われた時に、飛び上がるほど嬉しくなっちゃうのか。
どんなこだわりを持っているのか。
商品選びの基準は何か。
どんな価値観を大事にしているのか。
あなたの考え方やこだわりへの共感は、お客さんの心を鷲掴みにします。
3つ目は頻度。
滅多に合わない人よりも、たとえあいさつ程度でも頻繁にコミュニケーションを取る人の方が親しみを感じます。
接触頻度が高ければ好感を持ちやすいかどうか、実験をしてみたことがあります。
毎朝駐車場の掃除をするときに、道行く人全員にあいさつをしたんです。
初日は怪訝な顔をされました。
知らない人から挨拶されたから、「え?俺?」みたいな顔。
3日目、小さな声で返事が返ってきました。
5日目、自転車を止めて大きな声で「おはよう!」といってくれるようになりました。
7日目、「今日も元気だね!頑張れよ!」と応援してくれました。
ほんの一言挨拶するだけでこの効果です。
頻度高く接触することで、お客さんの好意を獲得出来ます。
つまり、一定の頻度でコミュニケーションを取り、あなたのことを知ってもらうことで、共通点を見つけてもらったり、共感を感じてもらうことで、お客さんに好きになってもらえるんです。
この、あなたのことを知ってもらう取り組みを、自己開示と言います。
地域密着ビジネスは、あなたのことを好きなお客さんが支えてくれて成り立つビジネスです。
そのために自己開示は欠かせません。
しかしほとんどの店は自己開示をしていません。
自分のことを知ってもらう努力を怠っています。
だから好きになってくれるお客さんが少なくなります。
だからライバルが進出して来たら、簡単に顧客を奪われるんです。
逆に言えば、しっかり自己開示をして、定期的にコミュニケーションを取るようにすれば、あなたは簡単に他のお店とは違う存在になれるということ。
最高の差別化が出来るわけです。
そのために一番有効なツールはニュースレターです。
お客さんに好きになってもらうために自己開示をする。
欠かさず取り組んでくださいね!
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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