NPO法人でも使える補助金等 2021年2月3日情報
Instagramの投稿へのコメントでご質問のあった、NPOでも使える補助金について、現時点で情報があるものをまとめてみました。
国等の補助金の他、民間の補助金・助成金もご紹介します。
(この投稿は2021年2月3日に作成しています。)
タカラ・ハーモニストファンド助成事業
自然保護等に関する実践的な活動・研究に対する助成のようです。
2021年分は3月末日必着となっています。
※タカラ・ハーモニストファンド助成事業ホームページより
【目的】
以下の1.~3.の内容に関する実践的な活動及び研究に対して、助成を行います。
1.日本国内の森林・草原、木竹等の緑を保護、育成するための活動または研究。
2.日本国内の海・湖沼・河川等の水辺の良好な自然環境を整備するための活動 または研究。
3.日本国内の緑と水に恵まれた良好な自然環境の保全及び創出に資するための活動または研究。
【対象】
つぎの条件を満たす実践的な活動・研究とします。
1.具体的に着手の段階にある活動・研究。
2.営利を目的としない活動・研究。
3.活動及び研究主体の資格は問わないが、次の条件を満たすもの。
個人の場合
助成金の使途が助成の目的に沿って適確であり、当該事業に係わる施設の利用や助成金の使途等の面で本人あるいは親族など特別な関係のある者に特別の利益を与えない者。
任意の団体の場合
助成金の使途が助成の目的に沿って適確であり、代表者または管理者の定めのある団体で、役員その他機関の構成、選任方法、その他事業の運営に重要な事項が、特定の者、あるいは特別の関係者等の意志に従わずに、運営されている団体。また、特定の者等に特別の利益を与えていない団体。
※より多くの活動・研究に幅広く助成するため、過去にタカラ・ハーモニストファンドの助成を受けていない応募者(個人・団体)を優先する。
地域助け合い基金
公益財団法人さわやか福祉財団が公募する助成金です。
地域で暮らす人同士の助け合い活動を対象としています。
助成上限15万円とのこと。
※地域助け合い基金ホームページより
1.基金の原資
全国から寄せられるご寄付及びさわやか福祉財団独自資金
2.期間と総額
常時受付。基金の範囲内で、配分は随時行います。
助成できる総額は、応募いただく時点での基金の総額(残額)となります。
お寄せいただいたご寄付を含む基金額はホームページで常時公開します。
応募が基金の額を上回った場合は、応募の内容をホームページでご紹介しながら基金へのご寄付を募り、基金額が応募額に達した段階で、配分を始めます。
3.対象とする活動
共生社会を推進するための助成として、地域で暮らす人同士の助け合い活動(つながりづくりを目的とした居場所や地域活動を含みます)を対象とし、新たに団体を設立する場合のほか、新たに活動を広げる場合やコロナ禍に対応して特別な助け合い活動を行う場合も含みます。
高齢者、子ども、認知症、障がい、生活困窮の方々、刑余者、外国人、ケアラーの支援他、分野は問いません。ただし、日本国内の活動に限ります。
行政が弱者支援のため助成している費用、他から助成を受けた費用および本来自己負担すべき費用であってそれが可能なものについては、対象となりません。
4.助成額
助け合い活動の開始、維持、発展のため具体的に必要とする額。ただし、上限は15万円
5.助成の回数
助成基金を幅広く活用していただくため、原則1回。ただし、やむを得ない時は2回。
6.助成の対象
法人格の有無は問いません。個人による活動を含みます。
子供たちの環境学習活動に対する助成事業
公益財団法人 高原環境財団が実施している補助金です。
緑化や自然体験などを通じて、子供たちの意識向上を図る助成金です。
2021年5月7日(金)までに必着となっています。
※子供たちの環境学習活動に対する助成事業ホームページより
◆目的
緑化や自然体験などの環境学習活動の実践を通じて、自然環境の保全と改善について、地域の子供たちの意識向上を図ることを目的として、次の二つの事業を行う。
1.都会の子供たちの環境学習活動に対する助成事業
2.全国都市緑化フェア会場周辺の子供たちの環境学習活動に対する助成事業
◆対象
1.日本国内の保育園、幼稚園、小学校、およびNPO法人等の地域活動団体。
2.第38回全国都市緑化くまもとフェアが開催される熊本県内の保育園、幼稚園、小学校、およびNPO法人等の地域活動団体。
その他、昨年はドコモ市民活動助成事業や、公益財団法人日本スポーツ協会のスポーツ活動継続サポート事業、文化庁の文化芸術活動の継続支援事業が実施されました。
2021年も公募されるかどうか、情報収集をしてみましょう。
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