たった1分で人を育てる方法
あなたのお店のスタッフが
もっともっと自分で学び
自分で考え、行動できるようになれば
あなたのお店はもっと活性化する。
そうですよね。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
スタッフの力こそ、お店の力です。
自分で考え、行動するスタッフは
お店の宝です。
ただし、勝手に考えて
勝手に行動されちゃ困る。
あなたの考え方やお店の使命
今後の経営方針、理念に合った
考え方をしてもらう必要があります。
そのための方法を一つ
ご紹介させていただきます。
■スタッフに考え方を理解させる
今日ご紹介するのは
私が家業の薬屋で実践している方法です。
数年間、この方法を実践していますが
どんどん思考力と行動力が上がっています。
その方法はカンタン。
ビジネス誌などの情報を渡して
１分で感想を言い合うだけ。
具体的な手順はこうです。
ビジネス誌や新聞記事などから
あなたの感じている課題について
書かれた記事をコピーします。
その記事をスタッフに配布しておきます。
あまり長い記事は読むのが大変なので
短めのものを選んであげてくださいね。
ミーティングや会議を始める前に
１０分程時間をとります。
一人ずつ１分で記事についての
感想を言っていきます。
長くなりすぎたり、短すぎたりしないよう
スマホのストップウォッチ機能で１分測ると
時間のコントロールがしやすいですよ。
スタッフの感想が終わったら
最後にあなたが話します。
話す内容はこんな感じ。
「なぜこの記事を選んだのか」
「この記事から学ぶべき教訓は何か」
その後、スタッフにもう一回
「人の感想を聞いてどう思ったか」を
３０秒で話してもらいます。
もちろんあなたも
スタッフの意見を聞いて
感想を言ってあげてください。
これをやるだけで
徐々にスタッフの考える力や
理念、使命への理解が深まります。
■あなたの考え方がスタッフに浸透する
なぜ、この方法でスタッフが
会社の使命や理念の理解が深まるのか。
ポイントは誰がテーマを選ぶのか、
という点にあります。
１分スピーチの題材を選ぶのは
あなたです。
スタッフの行動力に課題を感じていたら
行動することの大切さを説いた記事を選ぶ。
チームワークに課題を感じていたら
コミュニケーションの在り方の記事を選ぶ。
あなたが課題に感じているテーマを
記事を通してスタッフに
考えさせることが出来ます。
さらに１分スピーチの最後に
あなたの意見を言う。
するとスタッフは
「そういう考え方が正解だったのか」
と感じてくれます。
学校の授業で、先生が問題を出して、
最後に答え合わせをするような感覚です。
立ち場が上のあなたが最後に意見を言うことで
「これが正解！」と伝えられるんです。
そしてその「正解」をもとに
さらに３０秒で感想を言い合う。
あなたの意見をもとに、
さらに思考を深めさせることが出来ます。
■発表の機会があるから学ぶ
ただ単にスタッフに
新聞記事や本を渡すだけでは、
なかなか読んでくれません。
読んだとしても、
思索を深めるのは難しいものです。
しかしミーティングで
発表しなければいけないとしたら？
スタッフは渡された記事をしっかり読み
自分なりに考えて感想を言ってくれます。
そして自分なりに考えたこと、
あなたが発表した正解を
日々の仕事に生かしてくれるようになります。
スタッフはドンドン成長します。
お店は今まで以上に活性化し、
スタッフは課題解決に取り組んでくれます。
自ら考え行動できるようにするためには
考えるための題材を与え
考える必要のある機会を与える。
試してみてくださいね！
■繁盛店になるためのまとめ
１．１分スピーチで考えさせる
２．あなたがテーマを選ぶこと
３．考える題材と機会を与える
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね！
応援していますよ！
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