2021-02-28
意外と多い横領問題
定期的にニュースを賑わわせている、従業員の横領事件。
小さなビジネスでは関係ないと思いがちですが、実はそうでもないようです。
警察庁の統計資料では、平成25年の業務上横領の認知件数は959件。
横領事件は社員や家族がお金を返して示談にするケースも多いようなので、実際にはもっと件数は多いでしょう。
実際、私の周りでも、
「気づかないうちに少しずつ、数百万円を横領されていた」
「何年にもわたって、取られていたことに気づかなかった」
という方がいます。
実は、社員やスタッフによる横領事件は、我々経営者が思っている以上に身近なもの、どの会社でも起こりうることなのです。
あるコンサルタントによると、横領事件が発覚するのは経営計画をしっかり作り、社員と共有している企業に多い印象があるそうです。
これは、裏を返せば、経営計画を作らず、なんとなく経営をしていると、横領に気づくことすら出来ない、ということでしょう。
経営計画を作ることはビジネスの成長だけに役立つだけではありません。
横領などのトラブルの早期発見や再発防止にも役立つことがあります。会社を守るためにも、計画をしっかり作りたいですね!
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