トヨタ式生産効率化チェックリスト かざってとうふ
ビジネスを改善するときに大切なのは、「何をやるか」だけではありません。
むしろ「何をしないか」を考えることの方が有効な場合も多いものです。
製造業の生産性効率化の考え方は、様々な業種に応用できます。
以下に紹介するのは、トヨタで実践されている効率化のポイントです。
それぞれの頭文字をとって「かざってとうふ」と言われたりします。
製造業以外にも役立つ視点があります。
私自身に当てはめてチェックしてみたら、4つほど見直すべき点がありました。
あなたもぜひチェックしてみてください!
新たな改善ポイントが見つかるかもしれません。
【か:加工のムダ】
無駄な作業が行われていないかをチェック。無駄作業を省くだけで効率は大きく向上します。製造業以外でも応用できる部分があります。
確認してみてください。
【ざ:在庫のムダ】
在庫が多すぎないか、停滞していないかなどをチェック。在庫が多ければコストが増えますし、少なすぎれば機会損失になります。適正在庫を
心掛けていますか?
【つ:作りすぎのムダ】
作りすぎは最悪です。在庫は増えるし、無駄な作業も増えます。必要以上に生産していないか、必要十分な生産量に調整できないかをチェック
してみましょう。
【て:手持ちのムダ】
作業するための部品や工具、材料、指示などが不足し、待ちが発生すると無駄が大きくなります。無用の待ち時間が発生する事態になって
いませんか?
【と:動作のムダ】
無駄な動きや動作をしていませんか?チリも積もれば山となるというように、小さな無駄が大きな非効率に繋がります。やらなくても良い動作を
チェックしてみましょう。
【う:運搬のムダ】
必要以上の運搬や移動、取り置きや積み替えはありませんか?各作業のバランスが悪くなっていたり、流れが決まっていないと無駄が大きく
なります。
【ふ:不良のムダ】
廃棄や手直し、作り直しは無駄の代表例。不良を生まない作業ルールが決まっていなかったり、ルールを守っていなかったりすると不良の
無駄が増えます。
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