考えることを止めるな!
10月に入って、一気に
涼しくなってきましたね。
過ごしやすい日々が続いていますが
体調はいかがですか?
お店の経営の方は順調ですか?
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
さて、今年も残すところあと3か月。
泣いても笑っても、残り3か月。
悔いのない1年にするためにも
ラストスパート、かけていきましょう!
■思うように売り上げが上がらない
思うように売り上げが伸びない。
なぜかお客さんが来てくれない。
辛いですよね。
売り上げの集計表を見ていて
「はぁ~・・・」とため息をつくことも。
私も何度も経験しています(笑)
そして、数字を眺めながら
何で思うように売り上げが上がらないのか
考え始めるわけです。
そうですよね?
その時、思うようにいかない原因を
何に求めるかで、その後の結果が
大きく変わってきます。
■他責は身を亡ぼす
今年は悪天候が多かったから。
景気が悪いから。
異常な暑さが続いていたから。
もし、そんな原因しか思いつかないなら
「経営の黄色信号」が点灯しています。
なぜかって?
上に書いた原因は全て
「他責」だからです。
問題の原因を自分以外に求めてる。
これは身を亡ぼす考え方です。
気持ちはよく分かるんです。
毎日毎日頑張って仕事して
それでも思うようにいかない。
そんな時、つい
「自分は悪くない」
「周囲が、天候が、景気が悪い」
って考えたくなる。
思うようにいかない原因を
自分以外に求めてしまうと、
解決できなくなっちゃうんです。
だって、天候は変えられない。
ライバルが多すぎる環境も、
お客さんのニーズも、
景気も変えられない。
街の人口が減っていくことも。
例えば街の人口が減っているから
お客さんが少なくなってる。
そう考えちゃったとします。
じゃ、解決策はどうする?
街の人口を増やす?
街の魅力を若い人向けに発信して
移住を促進する?
それまで店がもちますか?
ね。
自分以外のことに原因を求めると
解決が難しくなるんです。
実は昨年末、家業の薬屋は
大きなピンチを迎えました。
社長である兄が大病をして
店に出られなくなりました。
個人営業の漢方相談薬局で、
店主が病気で店に出られない。
営業が出来なくなるくらい深刻な状況。
当然、売り上げもガタガタになりました。
そこで私はこう考えました。
「今まで、兄のファンを生み出すことだけを
念頭に置いたマーケティングをしていたのが
売上減少の原因だ。
兄以外のスタッフの魅力を伝え、
ファンを生む仕組みを作り替えよう。」
そして半年かけて仕組みの作り直しをしました。
その結果、今年の5月から9月までの売上は
前年を上回っています。
兄が店に出られないにも関わらず、
売り上げは上がったんです。
もし、売り上げが落ちた原因を
兄が病気になったことに求めていたら?
そこで考えるのを止めていたら?
どうなっていたでしょう。
兄の病気が完治するのが先か
店が無くなるのが先か、
チキンレースをすることに
なっていたと思います。
今、店の売上は
今までになく好調です。
兄は治療に専念でき、
順調に回復して元気でいます。
■経営者の仕事は考え抜くこと
ビジネスをしていれば
想定外のトラブルはつきものです。
苦しい状況に陥ることも
頭を抱え込むこともあります。
そんな状況を脱する一番良い方法は
考えることです。
考えて考えて考え抜くことです。
景気が悪い、天候が悪い、環境が悪い。
そんな考えが浮かんだら、
もう一歩踏み込んで考えてください。
景気が悪いのなら
景気に左右されないビジネスを
作るにはどうしたら良いか。
悪天候が続いても
売り上げを安定させる方法はないか。
ライバルが増えて環境が悪化しても、
「やっぱりあなたの店じゃないと」って
お客さんに言ってもらう方法はないか。
経営者の仕事は考えることです。
もし、今ビジネスが思うように
いっていないのなら、
それは考えるチャンスです。
自分で解決できる課題が無いか、
じっくり考えてみてくださいね。
もし、一人では思いつかないようなら
無料相談、利用してくださいね。
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