2021-07-18
視点が偏っていませんか?
もう長いこと事業再構築補助金や小規模事業者持続化補助金など、補助金のご相談依頼が続いています。
ご相談は無料なので、色々な方のお話をお聞きしています。
これから先の計画を立てる際、ビジネスを取り巻く環境の分析が欠かせません。
しかし、満遍なく広い視点でチェックし、分析できている事業者さんはかなり少ない印象です。
例えば、顧客や商品・サービスについては一生懸命考えているけど、ライバルの動向には無頓着。
または、差別化に意識が向きすぎていて、肝心の顧客ニーズの把握は不十分といった具合です。
気になる点や関心が向きやすい点は人それぞれですから、視点が偏りがちになるのは、ある意味し方のないことです。
大切なのは、視点が偏っているかもしれない、という意識を持つことです。
かくいう私も、視点の偏りを感じることがあります。
私はどちらかというと顧客志向が強い反面、競合の動向には関心が向きにくい傾向があります。
しかし競合の動向を知らなければ、競争には勝てません。
ですから、定期的に経営計画を見直すとともに、3C分析などのフレームワークを用いて、視点の偏りを矯正するようにしています。
また、経営計画について第三者の意見を取り入れるようにしています。
そうすることで、視点の偏りを防ぎ、広い視野で事業を見るようにしています。
誰でも、ものの見方や考え方のクセがあります。
知らず知らずのうちに視点が偏ってしまわないような工夫をしたいですね。
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