聞いてみよう!「何でうちに来てくれるの?」
■お店の強みは案外分からない
突然だけど質問。
「あなたの強みは何ですか?」
こう聞かれて困ったことってないですか?
私はあります(笑)
いや、実は多いんですよ。
強みを聞かれても答えられないって方。
確かにね、自分の良いところや強みって
実は良く分からないことが多いんです。
良いところが少ない、
強みが無いってことじゃなくて
自分にとって当たり前のことだから
本人は強みと思ってないんですよね。
だから改めて強みを聞かれると困っちゃう。
「いや~、ウチは普通の店だから
特に強みってないんですよ・・・」
なんてね。
でも、繁盛店は自分のお店の強みを
よく知っています。
店の強みを知ることが繁盛店への第一歩だから。
■強みを伸ばすのがお店の基本
売上を伸ばし、利益を増やすには
2つの道があります。
野球やサッカーの試合と同じように、
得点を稼ぐことと、失点を防ぐこと。
この2つの方法があります。
強みを伸ばすのは得点を稼ぐこと。
弱みを改善するのは失点を防ぐこと。
売上を増やすのは得点を稼ぐこと。
コストを削減するのは失点を防ぐこと。
お客さんとの関係作りは得点を増やすこと。
クレーム対応は失点を防ぐこと。
どちらの道もビジネスの成長につながる道です。
でも、小さなお店でより大切なのは得点を稼ぐことです
失点をどれだけ防いでも、
それだけで試合に勝てるわけではありません。
1点でも点数を取らないと勝てない。
人も設備も時間もお金も限られている
小さなお店の場合は、得点を稼ぐことに
全力を注ぐ方が良いんです。
じゃないと稼げない。
なので自分のお店の強みを知って
良いところを伸ばしていくべき!
でも良いところって自分では良く分からない。
そういう時は聞いちゃいましょう。
お客さんに聞いてみれば良いんです。
「似たようなお店があるけど
なんでうちの店に来てくれるの?」
って。
お客さんは買い物のプロです。
毎日毎週、色んなお店で買い物をしています。
あなたのお店の良いところをちゃんと知っています。
あとは教えてもらった良いところを
もっともっと伸ばせるような
方法を考えれば良いんですよ。
■ついでに「変化」も聞いてみよう
せっかくお客さんに聞くなら
ついでに他のことも聞いてみましょう。
お店の商品やサービスを利用したら
どんな良いことがあったかも聞いてみてください。
そこが、お客さんが喜んだポイントです。
もっと喜んでもらうために活用しても良いし
お客さんの声として集客に活用しても良いし。
出来ればアンケートではなく
口頭で聞いてみるのが良いですね。
1対1で接客できる業種ならなおさら。
話していると色々教えてくれますから。
書くって結構大変な作業なので
教えてもらえることが少なくなります。
アンケート、正直面倒くさいもの。
結構ショックなことが分かるかもしれません。
「うちの強みは○○だと思っていたのに
お客さんは全然違う理由ばかり言ってた・・・」とか。
新しい発見もあるかもしれません。
私のセミナーに来てくれる方に
「なぜ来てくれるの?」と聞いたら
「先生のキャラクターが良いから」って言われました。
キャラクターかよ!
って思ったんですけどね、
それはそれで悪くないか~。
地元ビジネス経営者の気持ちが分かる、
親しみやすくて話しやすいキャラクター。
これはこれで一つの強みですからね。
自分の強みを知るのは勇気もいるけど
知ったら必ず役に立ちます。
「他にもお店があるのに、なんでウチに来てくれるの」
「うちの商品を使って、良い変化はあった?」
聞いてみて下さいね!
■まとめ
1.ビジネスの基本、強みを知ろう
2.小さなお店は強みを伸ばそう
3.ついでに変化も聞いてみよう
困ったことがあったら、
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
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