2021-05-06
継続することが常に善なのか?
「継続は力なり」という言葉がある通り、何かを続けることは良いことだとされています。
確かに、ビジネスを成功させるためには、日々継続的な努力が欠かせません。
しかし、一方で「見切り千両」という言葉もあります。
何かをやめることは、大きな価値がある、という意味合いの言葉です。
継続することとやめること、どちらの方が価値が高いのでしょうか?
コツコツと続けることは大きな仕事をするためには欠かすことができない要素です。
しかし、継続にこだわりすぎると、妄執的になったり、排他的になったり、視野が狭くなってしまうなどのデメリットもあります。
そのような事態に陥ってしまえば、努力が無駄になるばかりでなく、チャンスを逃したり、変化に弱くなってしまいます。
そんな事態を避けるためには、時々立ち止まって、冷静に現状把握することが大切です。
週に1回、または少なくとも月に1回、今の経営状況を把握したり、取り組みのプロセスやその成果を確認する時間を持ちましょう。
今取り組んでいることがうまく行っているのか確認する時間を持つのです。
また、重要な取り組みには数値目標を設けることも有効です。
定期的に直近の取組状況を振り返り、うまく行っているものは何か、改善の余地があるものは何かを検討しましょう。
その習慣をつけることで盲目的に継続して時間や資源を無駄にする事態を避けることができます。
大切なのは「正しい努力を続けること」。
今の努力が正しい方向に進んでいるのか、内省する時間を持ちたいですね!
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