事業計画のメリットのひとつに

「取り組みのコスパを良くする」

というものがあります。

計画を作ることで、貴重なお金や時間、人手、設備などの資源を無駄にしないで済みます。
そのうえ、改善点が明確になるので、コスパも良くなります。
ただし、そのためには決めるべきことがあります。

それは
「やらないことを決める」
ことです。

やらないことを決めるのは、やるべきことを決めることより重要で効果的な場合が少なくありません。

経営者にはどんどんアイディアが溢れてくるという方がたくさんいらっしゃいます。
たくさんのアイディアの中から、最も効果的なものを選び、そうでないものは「今はやらない」と決めることで、計画の効果はさらに高まります。

人材やお金、設備等の経営資源や時間は有限です。
限りある資源を最大限に活用するためには、やるべきことに集中させることが必要です。

どんな取り組みでも、成果を出すためには一定の時間や投資が必要です。
資源が分散すると、必要な投資が出来ず、効果が出にくいばかりでなく、結局無駄になることが多いのです。

ですから、本当に役立つ計画を作るためには、「やるべきこと」だけでなく、「やらないこと」を決める、というのがポイントです。
やらないことを決める意識を持ってくださいね！

前後の記事