先日、お仕事の関係でとあるお寿司屋さんを訪問しました。
とても高級感のある雰囲気で、高級店に行き慣れていない私は「食事で来店してたら、緊張しただろうなぁ」と実感しました(笑)

高級なお寿司屋さんと言えば、思い出すのが「時価」という価格表示。
訪問したお店ではありませんが、価格が「時価」となっていると、食事代金がいくらかかるのか分からず不安を感じますよね。

お寿司屋さんに限らず、価格設定が不明瞭な業種というのは意外と多いものです。
例えば以前は葬儀社もそうでした。
ご家族が無くなってすぐ葬儀の手配が必要なため、価格が不明確でも受注出来たのです。

しかし、価格が不明瞭だと顧客は不安を感じ、不満を募らせることになります。
イオンはその点に目をつけ、葬儀サービス品質基準を設け、標準的なプランと価格を設定。
明朗会計を持ち込んで勢力を伸ばしました。

他にも、価格が不明瞭な業種は多々あります。
コンサルタントや薬局、リフォーム、生活関連サービスなどで価格基準を明確にしていないことが多いように思えます。

価格基準が不明確だと顧客に不安や不満を感じさせやすくなるだけでなく、先ほどのイオンのお葬式のように、明朗会計を武器に顧客を奪われる事態にもなりかねません。

もしあなたのお店でメニュー表や価格表、価格基準が明確に定められていないようなら、一度検討してください。
そうすることで、顧客は安心してあなたの商品を買うことができます。

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