先日、中小企業診断士の仲間と、近況報告をする機会がありました。
コロナ禍の影響で皆忙しそうでした。

が、中でも一番忙しそうなのは、とある機関に勤める診断士の先生。

その先生がうんざりした顔で話していました。

今、その機関では業務マニュアルの整備を行っているそうです。
それは良いのですが、作成指示が非常に細かい。

「それ、本当に使うの？」というものや、たびたび変更になる流動的な業務もマニュアル化するとか。

目次を見せてもらいましたが、相当な分量でした。
これは確かに、大変そうです。
作るのも大変ですし、そのマニュアルを運用するのも苦労しそうです。

目次を見ただけでも、「うわぁ、やりたくない」と思いました(笑)

マニュアル作りや計画作りなど、仕事量が多く煩雑な仕事は、どうしても面倒くさくなりますね。
私も面倒くさがりなので、多くの時間と労力を費やすことが予想される業務は、なかなか取り掛かれません(笑)

一方、経営計画などは企業の未来を左右する重要な仕事です。
理想の将来像、あるべき姿を実現するために、どんなことをするのかを決めておけば、やるべきことに力や時間を集中できます。
成果も早くでます。

でも、面倒くさい。

正直、計画作りってとても面倒に感じます。
だからつい後回しにしちゃいます。

ですから私は、計画はA４一枚に収めるようにおすすめしています。
数時間でザックリ作れるレベルが一番良いのです。

A４一枚程度であれば作業量は少なくて済みます。
それでもポイントさえ押さえていれば、良い計画は作れます。

大がかりなことをやろうとすると、面倒さに勝てません。
ポイントを押さえてコンパクトに、が一番です！

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