取り扱い注意!な文章術
「10年後、
ご主人が働けなくなったら
どうしますか?」
数年前、こんなキャッチコピーで
始まるチラシを配布しました。
反応は上々!
今までのチラシの2倍以上の
反応を取ることが出来ました。
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
今日は伝わる文章のパターン、
2つ目をご紹介します。
今日ご紹介するのは、
不安をあおって行動させる
文章パターンです。
■不安は行動に駆り立てる
人間って、不安が大嫌いです。
不幸になるのが怖いんです。
だから
「あなた!このままだと不幸になるよ!」
と言われると、急に不安になります。
不安は強烈な感情です。
そのまま無視していられないくらい
心にグサッと刺さります。
ビジネスのキモは
お客さんの心を動かすこと。
心を動かせれば、行動させられます。
お客さんに「不安」を感じさせるのは
行動のきっかけになります。
この不安をあおるパターンは
そんな強力な感情を使います。
■不安を消すための行動を教えてあげる
不安をあおるパターンの
全体構成はこんな感じ。
1.不安な未来を提示する。
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冒頭の「10年後、ご主人が
働けなくなったらどうしますか?」は
働き盛りの旦那さんがいる
主婦をターゲットにしています。
単に不安をあおるだけでは
実感が伴いません。
ウソ臭く思えるだけです。
だから証拠も一緒に提示します。
データが一番良いですね。
先のチラシは血管年齢測定会への
誘導を狙ったチラシです。
だから血管系の病気に関する
データを色々並べました。
毎年25万人が新たに脳卒中を発症。
寝たきりの3割が脳卒中などの病気から。
発症したら80%が何らかの後遺症が残る。
なんてショッキングなデータを
並べていきました。
そして、問題をこのまま放置すると
あなたは不幸になるかもしれない!と
更に不安をあおります。
2.解決策を提案する
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不安をあおるだけあおったら
今度は解決策を提案します。
この商品を使えば、
あなたは不安から解放され
明るい未来を手に入れられますよ、と。
このパターンは非常にシンプル。
お客さんの不安をあおり、
データで補強してさらにあおる。
そして解決策を提案する。
これだけです。
ね、シンプルでしょ?
ただし、使用上の注意を
しっかり守ってください。
■注意して使わないとマズいことも
不安は強力な引き金です。
引けばドカンと心に刺さります。
ただし、人間は不安が大嫌い。
不安にさせてくる人も大嫌いです。
ということは、
この不安をあおるパターンを
多用しすぎると嫌われるってこと。
不安はまさに劇薬です。
効果も高いが副作用も強い。
実際、私も最近はこのパターンは
ほとんど使わなくなりました。
不安をあおるパターンの欠点は
もう一つあります。
不安に駆られて行動する人は
何かに依存する傾向が強いんです。
ちょっとしたことでも頼ってきたり
やたらとフォローを求めてきます。
つまりちょっと面倒くさい、
長いお付き合いをするには
大変なお客さんが集まっちゃう。
そういう依存度の高いお客さんを
集めたい商売の場合は
有効かもしれません。
不安をあおりにあおって
バカ高いものを買わせるのは
霊感商法や怪しいコンサルタント、
うさん臭いカウンセラーの常とう手段。
だからこのパターンを使い過ぎると
うさん臭い人達と同類に見られます。
使うならちょっとだけ。
いつもと違うパターンを
試してみたいときだけにして下さい。
地元ビジネスは地元住民に
嫌われたら終わりですからね。
明日は別のパターンを
ご紹介します。
■繁盛店になるためのまとめ
1.不安は強力すぎる感情
2.不安は人を行動に駆り立てる
3.使いすぎないように注意
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