2021-08-14
創業時に分かる致命的な欠点
7月24日、25日は柳川市の起業創業セミナーでした。
コロナ禍ではありましたが、定員を超える参加者があり、両日とも活気のあるセミナーとなりました。
柳川市での創業セミナーは、今年で5年程務めさせていただいています。
また、久留米や八女などでも創業塾の講師を務めています。
創業に携わっていると、「これは厳しい」と感じる方に出会うことがあります。
創業時に分かる、経営者の致命的な欠点とは、資金が少ないことではありません。
経験や知識が少ないことでもありません。
それらはどれも改善することができます。
最も致命的な欠点は「決められないこと」です。
経営者の役割は事業をコントロールすることです。
理想の将来像や夢、理念を実現するために、数ある選択肢の中から、最善のものを決めなければなりません。
事業に関わる大きな決断は経営者しかできません。
迷いは何も生みません。
何かを得るためには、行動するしかありません。
迷っている時間は、最も生産性の低い時間です。
「決められない」というのは貴重な時間を無駄にする行為です。
経営には正解がありません。
数ある選択肢の中でどれが正解かなんて分かりません。
ですから普段から目標を定め、環境分析をするとともに、必要な時に素早く決断できるようにしておかなければなりません。
決断を出来ない方は決断の結果を受け入れる準備が出来ていない方です。
結果を受け入れることができなければ、改善も出来ません。
我々も、必要な時に速やかに決断できるよう、普段から意識しておきたいですね。
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