仕事したぁ!という錯覚【家業立て直し物語】
駐車場を綺麗に掃除して、向こう三軒両隣もきれいに掃除して、薬や健康作りの本を読んで知識をつけて、「いやぁ、今日は仕事したなぁ」と思っていた6年前の私に言ってやりたい。
「バカ言ってんじゃねぇ!」
こんにちは。
天心堂L&Cコンサルティングの梅崎です。
店の駐車場の掃除をし、店内で過ごしやすいよう模様替えをし、薬や商品の勉強をし。
良いんですよ、やるのはね。
全然無駄なことじゃない。
全部役立つこと。
ただね、それらが役立つのは、お客さんが来てくれた後のこと。
店舗経営において、一番大事で一番難しい仕事は、お客さんに来てもらう仕事です。
現場の仕事は楽しいです。
現場からすっかり離れた今でも、時折現場に出ると、「あぁ楽しい!」と思います。
喜んでもらえるしね。
ありがとうって言ってもらえるしね。
でも、そう言ってくれるお客さんが、どんどん減ってしまっているんだもの。
やらなきゃいけない仕事は、お客さんを店の中まで連れてくること。
それも、ただ連れてくるだけじゃない。
欲しい!
買いたい!
相談したい!
という前向きな気持ちを持ったお客さんに、自動ドアを開けて入ってきてもらうことです。
そこに何の手も打たず、いつかお客さんが来てくれた時のために準備だけ万端に整えていたって、売上なんかあがらない、って話。
だから、お客さんに来てもらうための仕事を始めました。
新しいお客さんに来てもらう仕事。
常連客を育てる仕事。
既存のお客さんを減らさない仕事。
全部いっぺんにやり始めました。
どんなことをやったかは、次回以降に詳しくお話します。
今日のお話で伝えたかったのは、お客さんが来た後の準備だけをして店の中で待っていたって、お客さんは来てくれないよってこと。
経営を立て直す仕事ってのは、脳みそに汗をかいて、お客さんがどうしたら来店したくなるか、相談したくなるか、買いたくなるか、考え抜くことだよ、ということです。
ですよね?
あなたのお店が繁盛店になることを願っています。
いつでもご相談下さいね!
応援していますよ!
コメントを残す