ポジショニングを見直してみよう
◆ポジショニングとは
ビジネスの成長を決める重要な要素の一つに、「ポジショニング」があります。
ポジショニングとは、簡単に言うと「顧客にとって、あなたやあなたの商品がどんな存在だと思ってもらうか」ということです。
◆魅力が重要
ポジショニングを考える時、重要なのは「顧客にとっての魅力」です。
いくらライバルの商品やサービスより優れていても、顧客が魅力を感じなければ意味がありません。
顧客が「魅力的だ」と認識することが重要なのです。
◆ビジネスが変わる
顧客にとって魅力的な価値を提供していることをはっきりと打ち出し、顧客がその価値を認識してくれると、ビジネスは一気に様変わりします。
それまで見向きもされなかったのに、いきなりヒットするようなこともあり得るのです。
◆代表事例
ポカリスエットはポジショニングの成功例。
ポカリスエットは当初、競合がいなかった「スポーツ飲料」というポジションを打ち出し、成功しました。
その後、競争が激しくなると、「健康に良い清涼飲料水」というポジションに変更し、差別化に成功しました。
◆難しく考えない
「ポジショニング」などと横文字で書くと、何となく取っつきにくく、難しい印象を持たれるかもしれません。
でも、それほど難しく考えなくても大丈夫。
顧客にとって魅力的な商品って、どんな商品なんだろう?と考えてみれば良いのです。
◆私の場合
私の場合、もともとは「小さなビジネスのための販促を教えるコンサルタント」というポジショニングでした。
ところがこのポジションにいる競合は非常に多く、差別化しづらいポジションでした。
その結果、顧客獲得に苦労することになりました。
◆ポジションチェンジ
そこで「誰よりも相談しやすい中小企業診断士」というポジションを打ち出しました。
すると、一気に経営相談が増えました。
ポジショニングを見直すことは、ビジネスを大きく変えます。
一度ご自身のポジショニングを見直しても良いかもしれませんね。
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